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2014/02/19 20:54
続き
そこで、「競馬予想の価値」について考えてみる。
世間一般としては、儲けられるか儲けられないかが、価値を決める上で最も重要なことだと思う。
しかし、これではただのギャンブル・儲け話の域を出ない。
私は、「初めまして!」でも書いたように、競馬予想を知的芸当だと思っている。
そう思っている以上に、知的芸当としての面を強調していなければ、競馬予想の本質を世間に知ってもらえず、長い目で見れば競馬の衰退に繋がるかもしれないという危機感を抱いている。
「競馬予想の価値」を高めるには。
それには、儲けられるか儲けられないかではなく、「競馬予想」自体に価値を見出すことが重要だ。
レースをどう評価するか、競走馬の個性をどう捉えるか、どのファクターを重視するのか……。
予想を支える根幹、結果を導き出す過程に価値を見出していかなければ、競馬予想自体に価値を見出すことは出来ない。
私は、人の予想を見て、「へえ、そんな考え方があるんだ」「そういう視点もあるのか!」と思うことが、価値を見出すことに繋がってくると思う。
予想家が提示した一つの結論を導き出す過程を見ることで、受け手には新たな価値観が入ってくる。
それは受け手に知的で心地良い発見を与え、起こりえる未来の出来事について深く考える機会をもたらすことだろう。
何より価値のあることではないだろうか。
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まさしく、これが「競馬予想」自体の価値だと言えますね。