11件のひとこと日記があります。
2012/06/17 15:27
着順裁定に関する動向が注目されていたが、
着順裁定に関する動向が注目されていたが、あまりにもそっけなく、そして呆気なく終わってしまった。
JRAのサービスのあり方については、様々な議論もあるし、決して売り上げ貢献できていない自分が、売り上げの向上策にどうこういうのは気恥ずかしい気がする。
ボクはギャンブルは一切やらない、競馬を除いては。
ただ、競馬をギャンブルとしてひと括りにされてしまうと、いつもムダに反発してしまう。競馬には的中に一喜一憂するだけではない、固有の楽しさがある。
馬を追いかけ、
その仔を追いかけ、
ライバルとの再戦に胸を熱くさせ
時にその戦いにストーリ−すら見出だす。
ボクたちは、馬券の的中にのみ熱くなっているわけじゃないんだ。
今回の裁定に関する素っ気ない回答は、
要は、勝ち馬に替わるほどの不利じゃないから、以下の着順に手を入れる必要ないでしょ?という、いかにも“処理”という空気を感じずにいられない。
専門ではないが、
この景気が劇的に回復して、バブル期のようなアブク銭に溢れる時代が訪れるなんて、まず当面は考えられない。
出どころの財布が寒くなれば、自ずとその客単価が下がるのは仕方がない。
しかし、競馬人気を維持・拡大していくことはできるはずだ。
JRA には、売り上げの向上に加えて、
ファンが競馬に何を見ているのか、
そこにもう少し目を向けて欲しい。
そして、その魅力を発信していく努力をして欲しい。
その視点がもしあるならば、今回の裁定問題ももっと違った扱いがあったのではないか、そう思うのだ。
今回の小島師、幸騎手、水上氏…。JRAのあり方に、真摯に、時に熱くもの申す人たちがいる。そしてボクたちファンも、今回のことは、喉に引っ掛かる何かを流さずに自分に問い直してみた方がいいだろう。ボクたちは何を求め、ボクたちと“お上”との間に、何があるのか。