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2011/12/27 11:20
白毛馬が珍しくなくなる日は来るか
今年は、白毛馬のマシュマロが新馬戦を勝ちました。
コロコロして甘そうな馬名で、オーナーが「考えた」と言うだけあって親近感があります。
そんなマシュマロの姉は、公営の関東オークスなどを制したユキチャン。
母馬のシラユキヒメも現役の繁殖牝馬で、これら名を挙げた馬は全て白毛の牝馬です。
シラユキヒメは突然変異による白毛のようですが、当代を含むこれ以降の白毛の仔らは、
メンデルの法則(遺伝法則)に単純に則るのならば、白毛として生まれる確率は50%です。
もしホモ接合型の遺伝子であれば、100%白毛として生まれます。
向こう10年や20年でレースが白々となる光景は見られないでしょうが、
我々の後代・後々代にとっての白毛競走馬は、現在ほどは珍しくなくなっている、
そういう可能性は十分に考えられると思います。
元祖ではないにせよ、始祖の直仔の一頭になり得るかもしれないマシュマロの動向には、
競走から引退したユキチャンらがそうであったように、注目しています。
(参考:Wikipedia各項)