5分先の未来は見えないことを知ったとき

2004年頃に私が予想していたことと、2011年末現在の顛末との対照表です。

“
私が存命する向こう数十年間に、

・牡馬3冠は1頭現れるかどうか
→既にディープインパクト、オルフェーヴルが達成。こんなにポコポコ出るとは思っていませんでした。
・牝馬3冠は出るかどうか
→既にアパパネが達成。オークス同着のシーンは想像もしていませんでした。
・牝馬がダービーは勝たない
→ウオッカが勝利。当時3番人気という単勝支持率の高さ共々、びっくりしました。
・Ｇ１レースの1位入線馬の降着はない
→既にカワカミプリンセス、ブエナビスタが該当。
”

ほか、三浦・川須両騎手のデビュー緒年の活躍や、
ウオッカvsダイワスカーレットの秋の天皇賞の身悶える大接戦と勝ち時計など、
想像だに出来なかった出来事は、枚挙に暇がありません。

今回挙げた項目はほんの一例に過ぎませんが、こういった経験から私が学んでいるのは、
（特に長期であればあるほど――たとえ第三者から十分な合意が得られる
根拠に基づくものであっても、それほどは――）未来予観は当てにならないこと、
そのため常にアンテナを張り現在の最新概況から事物を判断すること、
こういった教訓であり、それは競馬内外に活用されています。