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2012/01/08 15:59

馬具着用申請手続き

厩舎サイドがレースで競走馬にブリンカーを着用させるには、
主催者であるJRAに、事前に着用の申請が必要です。
申請の許可が下りれば、そのレースでは着用は必須になり、
遮眼の度合いなどは調整できますが、任意で外すことはできません。
この制度により、レース前日以前に編集される多くの競馬新聞の馬柱では、
「B」などの併記をもって着用表記を可能にしています。
残念ながらnetkeiba.comでは未対応のようですが…。

一方、2000年代にしばしば話題になったチークピーシーズなどその他の馬具は、
着用に申請の必要がありません。
この制度上の便利さを活かせば、厩舎サイドとしては、パドック前の気配や天候など、
よりレース直前の競走馬やその他のコンディションを鑑みて着脱の意思決定が行えるようになります。
チークピーシーズが2010年代になっても、もてはやされている理由の一つは、
効果の度合い以上にこういった制度上の簡便さにあるのではないかと思います。

他方、競走を予想する一般ファンからすると、
パドックまで、あるいはレース発走直前まで、
申請義務のない馬具着用の有無については、未確定な予想材料となります。
今日をもってしても、パドック以前に取れる対策は、厩舎の傾向や競走馬の着用履歴、
厩舎サイドの非公式なコメントなどから推鼓するしかありません。

馬具の着脱によって競走成績に大きく影響する競走馬は、確かにいます。
「激走」や「凡走」を馬具の観点に絡めるならば、
データベース外の地道な情報を参考にしていくのが現状では一番の近道のようです。


(参考URL:http://npn.co.jp/article/detail/42061800/)

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