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2012/02/23 18:16

外国人騎手の不祥事と、身元引受馬主とJRAの責務

やむを得ず、否定的なことを書きます。


netkeiba.comのニュース記事によれば、米国の騎手のデザーモ氏が訪日します。
http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=62019

デザーモ氏の訪日は今回が初めてではなく、
レディパステルでのオークス制覇や、過去の訪日の理由などには、深く情が入ります。

しかし、Wikipediaなどによれば、
彼は2011年に米国本国で逮捕され、容疑も大筋で認めています。
http://www.thoroughbredtimes.com/national-news/2011/08/31/desormeaux-arrested.aspx

そして、この逮捕容疑の重さを問題視しています。
路上駐車でキップを切られたのとは訳の違う、
"第2級の人命危機を伴う無謀行為罪"です。

米国本国で本業の信頼を失うのは当然のことです。
ツテのある、遠く離れた、この極東の島国で、
再び活路を見い出そうとしようとするのも良いと思います。

その場合、身元引受馬主に責任が及びます。
訪日している間だけでなく、訪日前の既知・既成の出来事もです。
デザーモ氏の身元引受馬主は、ペルーサなどの馬主であり、
パチンコ機器会社フィールズの代表取締役である山本英俊氏です。

山本氏は、どうして去年逮捕されたばかりの騎手を受け入れたのか、
釈明の弁を当然のことながら持ち合わせていることになります。
速やかな表明が待たれるところです。
また、藤沢和雄調教師の陣営も免責・無責任では済まされないでしょう。

最終的には、主催者であるJRAの責務でもあります。
デザーモ氏の逮捕容疑は、米国独自の法案ではなく、
日本をはじめ世界通念的なコモンウェルスに該当します。


彼の騎乗機会発生前までに、JRAがどのような見解を発表するのか、
あるいはしないのか、静かに注視しています。

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