米原雑感[その2]

そして二軒目は下記です。

http://tabelog.com/shiga/A2504/A250401/25003026/

店名，何て読むのか分かりません。また入口に客席が少ないから商談等をコーヒーのみではお断り等と言う張り紙がありました。なんとなく，嫌な感じがしたのですが，ここは何しろ米原。贅沢は言ってられないだろうと覗くと，満席状態。そうするとこの張り紙は他のお客への気配り?とも読めなくもないのですが，入らなければ確かめられないし，わざわざ無理して外すとショックも大きくなるので逡巡していたら，2名出てきました。そして再度除くとカウンターが空きました。もうこれは天命という事で入店しました(笑)。

メニューを見ると前の店よりは100円位安そうです。まずは当然の事ながら生中を頼みます。ジョッキもさっきの店よりは大きい(太い)くなってます。それでは何をつまもうかと思ってメニューや壁に貼ってあるポップを見ると「琵琶湖産　天然物鰻　2,500円」とあります。浜名湖産ならそれこそ天下を轟かせます(笑)。霞ヶ浦も関東ではボチボチ有名です。しかし琵琶湖産とは…ブラックバスで困っている湖ではなかっでしょうか?「頼もうか」と思うと愛すべ妻子の顔(笑)が浮かびます。そして「自分だけいい思いして!」と彼女たちは言い放ちます…

カウンター越しに若い板さんが「社長(と言ったと思います。いや場末のキャバレーの呼び込み(笑)?)。刺し盛でも出しましょうか?」と声をかけてきたので，「いや鰻を頼もうかと思っているけどカード効く?」と返すと，「すみませんが現金のみです。あと鰻は養殖で良ければ1,700円です」と，いや，若者らしく正直な答え。「琵琶湖産，白焼きでお願いします」。はい。しばらくは独身です。妻子はおりません(笑)。そして出てきたのが写真です(本当に不味そうな写真ですね。店の方々の名誉のために申し上げますが，写真写りが悪すぎです)。野趣溢れる香りでした。浅草小柳で頂くものとは確かに異なります。それじゃ美味いかと聞かれると返答に窮します。やや泥臭さはあるし，皮も厚め。ただしおかげで白焼きの焦げの香ばしさが逆に引き立ちます。また良い意味で歯応えがあり，老人食・離乳食の様に柔らかくはありません。もしまたメニューで見たら，性懲りもなく頼んでしまうのでしょうね(苦笑)…

生ビール一杯，地酒(銘柄忘れた(苦笑))一本，お通し，そして白焼きで四千数百円。まずまずでした。ただ，米原完全否定からは脱却した一晩でした(大笑)。

おお，長文でしたね(笑)。二部構成にしてよかったです。