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2015/05/04 07:42
天皇賞春雑感[ゴールドシップ視点による一昨年との相違点]
5F-6F-5Fに区切ってみると,61.4-74.3-59.0と前半よりも後半の方が2.0秒速い。同じ様に一昨年のレースを分けると59.4-72.8-62.0と後半の方が2.6秒遅い。そして勝ち時計は一昨年が0.5秒速かった。また道中13秒台のラップは,一昨年のスタート直後1Fのみ13.0秒が計時されただけである。ゴールドシップに対する通説からすれば,一昨年のレースの方が勝つ可能性が高かったとも取れるラップである。それにも関わらず結果は逆となった。その理由を考えたい。
1.気分次第(笑)
やはりこれを当ててしまうのが,すんなりスッキリするが今回は封印(笑)。
2.騎乗策
ここでの騎乗策は,所謂「騎乗術・騎乗技術」の範疇と言われる「当たりが柔らかい」や「気分を損ねない」を除く。あくまでもラップタイムのみからの(位置取り)類推とする。ゴールドシップの位置取りは,netkeibaの表記に従えば,今年が14-14-3-2,一昨年が14-13-6-4であった。向こう正面から動き始めたのは両年とも同じである。位置取りは若干一昨年の方が後ろだが,先んじていた馬のうち2頭がフェノーメノ・トーセンラーであるから,4コーナーの位置取りとしては間違いで無いであろう。しかしこの後,先行馬のうち脱落したトウカイパラダイスのみを抜いただけで,後から来たアドマイヤラクティにも抜かれてしまった。結局,上りが37.0秒もかかってしまったのである。
位置取りの数字しかないのでゴールドシップそのもののラップは分からない。もしかすると流石のゴールドシップも,一昨年の流れで向こう正面から動いたのでは厳しかったのかもしれない。また一昨年は一気にまくり切ろうと3?4コーナーで追い通しであっが(私の曖昧な記憶),今年は一呼吸入れていた。これが最後にフェイムゲームの猛追を凌ぎ切った原因であったのかもしれない。
3.フェノーメノの出走回避
もし問題無く出走していれば,ゴールドシップよりも前方に位置していた可能性がある。その場合,横山典弘騎手は3?4コーナーの間で一息入れられたのであろうか?逆に息を入れずに捲り切ってしまい,もっと凄い事を起こしたのかもしれないが…
正直,向こう正面で動いたことに関しては考え得る動きではあっが,鞭を入れた時には不安感が生じた。そこまで気を入れてしまうのかと。更に4コーナーまでに捲り切れなかった時には,もっと大きな不安感が生じた。捲ると言う事は勝負を賭けた所。そこで先頭に立てずに沈んで行く姿を何度も見た。しかし今年は勇躍先頭に立ち,後は押し切る盤石のレースを見せてくれた。正に溜飲を下げる思いであった。
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広瀬北斗さん
マカさん,いいね!&ファイト!,有難うございました。
女子力ですか…女装はちょっとねえ,と言う感じですかね(笑)。 -
広瀬北斗さん
しるこーオニオンさん,いいね!,有難うございました。
BMSメジロマックイーンの脚質を結構引き継いでますよね。ただし気性は引き継いでいない様で鞍上が思い描くポジショニングをしてくれない(ヘソを曲げる(笑))が為に,今のような成績なのでしょうね。秋には東京競馬場を攻略して貰いたいものです。 -
マカさんがファイト!と言っています。
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マカさんがいいね!と言っています。
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マカさん
広瀬さんの分析は、客観かつ冷静でいつも勉強になります(^o^)
わたしは、「ノリさんとの相性」の一言で済ませちゃいますから(笑)
でも、ノリさんって女房役としたらかなり旦那さんを立てるタイプですよね♪
女子力見習いたいです(笑) -
しるこーオニオンさん
なるほど、ご考察ありがとうございます^o^
このコースでは、2週目の向こう正面の丘でスローダウンするところ、ゴールドシップだけ桁外れの馬力とスタミナで捲っていけるので、実はやりようのある条件だったのではないかと思ってます。
今後も展開でスローペースの箇所を狙い、自由自在にポジションコントロールできれば、ゴールドシップには有利になるかと思いました。
逆に適切にスローダウンする箇所の無いコースだと、ちょっと厳しいかも知れません。
スピードと瞬発力に関しては、トップ馬たちには後塵を拝するので、前後の展開次第ではやはり上手くいかないのでしょうか。
特にスピードとスタミナと2枚腰に優れたフェノーメノ、これは上手くやらないと相手が前を行っているうちは1枚上手だと思い、広瀬さんの仰る通り、今回出走回避は大きかったと思います。
…と、僕も考えました。
広瀬さんの日記で長文すみませんm(_ _ -
しるこーオニオンさんがいいね!と言っています。