4541件のひとこと日記があります。
2015/05/20 13:08
三社祭雑感[その2-2:宮出し警備]
さて氏子担ぎ手が退場すると,一般担ぎ手が雪崩込んで(この表現,最適です(笑))来ます。それでも最近は棒振りがきっちり決まっているので以前ほどではありませんが。蛇足ですが,昨年まで「三社祭 宮出し 棒振り」で検索すると2ちゃんねるのそちら系サイトが引っかかったんですが,今年は空振りです。
私は後ろの馬を引くので,後棒左肩のところにおりました。ところが一般担ぎ手開門からどんどん人が他のところは人が埋まってくるのに,後棒左肩のみ誰も来ません。ついには新門のS氏までが「そこは誰が入るんだ!××(団体名)?!」と言ってはならない発言までが(笑)。更にエスカレートすると「△△はどこ行った!」。「○○を入れてしまえ!」と禁句の連続(大笑)。そうこうしているうちにやっと△△の連中が到着しました。
ほどなく一本で担ぎ上げられて,手打ちが終わる前に神輿は上がり始まりますから,馬を抜けるようになりましたら今度は私たちが脱兎の如く(これまた言い得て妙(笑)),馬を引きながら端のバリケードまで後ろも見ずに駆けて行きます。
バリケード際に行くと馬一台と白鳥(バイトの大学生(国学院とかの神学部)で白装束・烏帽子を身に纏い,各町会間を馬を担ぐ役の人)が二人いました。しかしそこに一之宮が雪崩込んできます。奉賛会(三社祭の進行役)の人間が「白鳥は危ないから馬に乗れ!」と怒鳴りつけます。いえいえ危ないの白鳥だけではありませんので,私も一緒に上ってしまいます。白鳥は毎年交代の様で,一人が初体験に「これマジヤバイよ,これマジヤバイよ…」と念仏のように唱えます(笑)。すぐに一之宮が引けたのでその隙に馬を移動する事になりましたが,誰かが「こっちの馬(三之宮後部)の白鳥はどこだ!」と言いました。私は初めてなので知りませんでしたが,担ぎ上げで馬を引いた後は,白鳥達が担いで行ってくれるそうです。ところがそいつらがいません。「どうする?仲見世まで持って行ってしまうか?」,「どの道で行けばいいんだ!」,等と2,3言葉を交わすとすぐに一之宮・三之宮が押し寄せてきます。もう腹を決めて次の担当町会である仲見世まで私ともう一人の仲見世町会の人で担いで行くことになりました。当然,目の前は色鮮やかな肌の持ち主の筋者も混じる集団をかき分けながら(笑)。遠回りになる事は分かるものの,一番安全な浅草神社から馬道通りに出るというルートを決めて,あとは淡々と馬の渡御を行いました。
受け渡し場所の宝蔵門近くには仲見世町会の青年部数人が待っており,「自分たちで持ってきたのか?」,「白鳥はどうした?」等と一緒に担いで来た人に声をかけています。お役御免の私も挨拶をしてその場を立ち去る事にしました。雷門側のバリケードの向こう側には,多くの見物客がこちらを凝視しているのを見ながら…
了
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広瀬北斗さん
ナイスさん,今年のはまだ見つかりませんね。2013年のならば下記です。
http://youtubu.tv/watch.php?v=ZSkx-4Ml3TM
ズブズブ沈んでいくのは,会同士で担ぎ手を変える為に落としているんでしょうね。本当はみっともない話です。 -
ナイスさん
物凄い臨場感!
”これマジやばいよ〜〜どの道で行けばいいんだ!”
この辺りの鬼気迫る緊迫感が伝わりましたよ(^^)
祭りの模様をyoutubeで観てみます(アップされてるかな?) -
広瀬北斗さん
お陰様で私は純正堅気ですから(笑)。
白鳥はどこにいたんでしょうかね…8時間後,私たち町会渡御時はいました(笑)。 -
広瀬北斗さん
しるこーオニオンさん,いいね!,有難うございました。
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広瀬北斗さん
SHARKTAKEさん,いいね!,有難うございました。
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広瀬北斗さん
マカさん,ファイト!&いいね!,有難うございました。
そこそこの「熱さ」で良かったです。どっぷりその熱さに浸れば五体満足ではいられなかったでしょう(笑)。 -
しるこーオニオンさん
広瀬さんが××の構成員の方かとビビりましたよ^^;
△△の人に、今まで何と軽口を叩いていたのかと(笑)
白鳥の人たちは拉致されたんですかね? -
しるこーオニオンさんがいいね!と言っています。
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SHARKTAKEさんがいいね!と言っています。
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マカさん
893の一体感(ー ー;)
ある意味修羅場ですね。。。
良くいえばやっぱり熱い!かな(笑)