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2015/05/21 14:37
三社祭雑感[その3-2:宮入]
時間を一気に進めてもう宮入りを(笑)。本当は本社の町内渡御で一揉めあったのですが,それは別記致します。
宮入りも今まで行った事がありませんでした。NHKマイルカップの時の神田祭でも記しましたが,私にとって神輿は「担ぐ」もの。決して「見る」ものではありません。ですからどう足掻いても担ぐ事のできない宮入り見物をする位ならば,ひとっ風呂浴びてビールを呑んでいる方が幸せです(笑)。しかし今年は一応節目の年という事なので行ってきました。
仲見世の雷門を入ってしばらくした所に,宮入りに参加する人たちが集まっています。私のすぐそばには,「大女将」相当の方たちばかりが提灯を持っています。一気に自分も年寄り気分が増大します。やはりこれはもう担げなくなった年代の人たちのもののように感じます。まあ,全員がそのような年代の人たちばかりでなく,1/3程度ですが…
徐々に高張と共に進み始め,宝蔵門のところまでに来ました。上の写真がそうですが,周りは屋台の店もライトを落として,高張と手丸の提灯,そして宝蔵門のライトだけに明かりが灯っております。そして宝蔵門の向こうに見える本堂も,ライトアップにより浮かんでいます。
奉賛会の人が引率として付き添っていますが,ずっと「これは神事です」と繰り返し話していることを十分認識できる光景です。無駄口叩く人間も少なく,見物人の数の割には静かです。
そして歩を進めて浅草神社の鳥居にまで来ると,本堂前でもそうでしたが「一礼してからくぐるように」と指示されます。それに従い一礼後鳥居をくぐり神輿蔵前に着きました。あとは本社の到着を待つばかりです。
数分後,本社が清々粛々と入ってきます。担ぎ手たちは鳶をはじめごく限られた人間ばかりのため,周りでつまらない諍いは全くありません。まさに清々粛々という言葉通りです。そしてついに社殿前で下されて,本社神輿の各町渡御は終了しました。御幣・拍子木・襷は返納されます。
しかしここからが最後の最後の担ぎ,蔵入れです。頭の木遣から始まり一本で担ぎ上げます。肩を差し替えて,いったん鳥居まで戻りそのまま後進の形で蔵に近づいてきます。蔵の入り口の高さは担いだ状態で入る高さがありません。いったん肩から外し中腰の態勢で蔵に入ってから,高さを上げ再度肩を入れます。そして頭が持つ別の木が入りついに終了です。
最後にもう一回頭が木遣を唄い,それに続いて三本で締めて宮入も終了しました。
了
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広瀬北斗さん
しるこーオニオンさん,いいね!,有難うございました。
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広瀬北斗さん
ナイスさん,夜間でもライトアップはしてしまいますから,雰囲気は異なりますよね。一応,「神事」である事を認識させられました。
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広瀬北斗さん
erikaさん,いいね!,有難うございました。
お陰様で有難く思っています。ただやはり神輿は担ぎたいですね(笑)。
ビールもかんぞうに気を配りながら頂きました(大笑)。 -
広瀬北斗さん
マカさん,いいね!&ファイト!,有難うございました。
抑えきれない衝動を,来年は晴らして下さい(笑)。 -
しるこーオニオンさんがいいね!と言っています。
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ナイスさん
まさに、神々しいの一言です。
テレビ等でよく観る雷門は日中が多いですが、少し暗めの雷門はまた違う雰囲気に見えますね。 -
erikaさん
宮入り、すごいです。。
こんな立派なお祭りに参加。。見れて幸せですね。
今夜もビールがおいしいですね♪ -
erikaさんがいいね!と言っています。
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マカさん
お神輿を見るとイレコミ気味なんて遺伝子に組み込まれてるんですね!きっと。
それにしても壮大なイベントですよね♪ -
マカさんがファイト!と言っています。