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2015/10/27 12:56
菊花賞雑感
60.2-64.4-59.3,60.9-61.3-58.8。
前記が今年,後記が昨年の菊花賞の1000m毎のラップです。一見,昨年の方がレベルが高そうにも思えますが,
34.5-33.6,33.8-33.7は前記が今年,後記が昨年の菊花賞前に行われた1200mの条件戦です。しかも今年は1600万下,昨年は1000万下ですから,出走馬の能力差というよりも馬場の違いによるものと考えた方が良いかと思います。
その様な中で勝ったキタサンブラックですが,印象的なのが13秒台にペースが落ちた6?8Fで,一部の他馬が外から捲り気味上がっていたにもかかわらず,ずっと自分ペースを保ち内埒沿いを走り続けていた事。これが直接的な勝因かと推測致します。そして乗り替わりが当たり前の昨今,ほぼ固定された鞍上が鞍下を信頼してその様に導いた事が間接的な勝因かと思います。またBMSサクラバクシンオーによる不安が喧伝されていましたが,昨年の東京優駿の頃,日記に「桐生君(東洋大学)達に1200m走をやらせるようなもの」と記したように,遅筋・速筋の割合は人間でいえばスプリンターの範疇となります。確かに僅かな差が勝敗を分け目場合もあるのでしょうが,速筋のFG繊維とFOG繊維の比率または鍛え方で特質が変わると言うFOG繊維によっては,単なる字面だけでは予測しきれないものなのでしょう。
そして全く乗り替わることなく乗り続けられたにも拘らず2着に負けたリアルスティール。鞍上の勝ちたい欲望により妨げられたと言うのは言い過ぎなのでしょうが,少なくとも一番良い意味悪い意味両方で力まざらるを得なかったのは,福永騎手でしょう。今回も「G1級の能力」で終わってしまいました。
また一番辛かったのは衆目一致してリアファルでしょう。前半から律義に仕事をしに来た酒井騎手に絡まれ(笑),ペースが落ちれば他の馬が押し寄せてくると言う,全く息を入れる間もないレースでした。それにもかかわらず3着とは当然能力の賜物。今後が楽しみです。
一方でキタサンブラックと同様にじっと我慢していたにもかかわらず伸びなかったサトノラーゼン。鞍上がレース後距離の事を口にするのは珍しいので,選手権距離までなのかもしれません。
最後にGCでも北島三郎さん歌う場面を流していましたが,観衆の声が小さすぎで白けきっていたのかと思いました。ところが会社の人間で京都まで行ったのが「非常に盛りあがった」と話していました。コンサートでは無いでしょうから観衆の声援をわざわざ拾う事も無いのでしょうが,そこは演出一つで伝わり方は大きく異なります。プロならプロ意識を持って職務遂行して頂きたいものです。
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広瀬北斗さん
ナイスさん,結局取捨選択ボーダーライン上の馬に対しては,どこかで踏ん切りつけないといけませんからね。私も結構嵌ります(笑)。
いやー,桐生君を例え話にすると競走馬とは,とてつもないアスリートだと思えます。これを水泳選手にしてしまうと100mも400mも結構勝つ人がいますから,凄さが薄れてしまいますが(笑)。 -
広瀬北斗さん
erikaさん,いいね!,有難うございました。
まあ,御大の歌声をタダで聞けたので,過半数は肯定派でしょうか(笑)? -
広瀬北斗さん
A7Xさん,いいね!&ファイト!,有難うございました。
そうなんですよね。ストームバードやミスタープロスペクターでさえ,長距離血統とは言えませんよね。でも来年の天皇賞春でまた悩みそうです(笑)。 -
ナイスさん
どうしても母父バクシンオーが最後まで引っかかりました。
馬券を外した方の殆どがこの理由でしょうね。
桐生君の例えなら納得しました(笑)
リアファルは有馬記念あたりに出てきたらかなり面白い存在ですね。 -
erikaさん
キタサンは北村Jの判断と騎乗のうまさですね(#^.^#)
リアファル君はほんとに強かったです。
けなす人なしの万全騎乗でした。
北島さんの歌のおかげで,12R大幅遅れたそうな。。
笑えますね♪ -
erikaさんがいいね!と言っています。
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A7Xさん
ワンアンドオンリーもBMSタイキシャトルでしたし、BMSの適距離は、産駒の距離を左右しないと考えた方が良いかも知れませんね。
そもそもセントライト勝ちだって有り得ないですよね。 -
A7Xさんがファイト!と言っています。
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A7Xさんがいいね!と言っています。