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2016/01/24 05:50
新前橋雑感[その3]
昨年末に続く新前橋出張ですが,成人の日の翌日から二泊三日で行って来ました。それを書くのも「今更感」が漂いますが,ついつい「やってられない日々」が続いているものですから…かと言って,それが解消されたものでもないのですが,このままだとお蔵入りになりそうなので書きます(笑)。ただし,半分ネガティブな内容なので店名等は未記載で…
前回も焼鳥屋を書きましたが,今回も焼鳥屋です。ただし,店構えは前回のモダンな雰囲気とは対象的な,赤提灯に縄暖簾と昭和の臭い満載な店です。引き戸を開いて中に入ると店主の「いらっしゃいませ」と,威勢のいい声がかかります。先客二名のカウンター席に座り壁を見れば,生ビールは大中二種類あります。当然の事ながら大生をお願いします。すると最近の名ばかり「大」では無く,大瓶も注ぎ切れそうな「まっとうな大」です。これで800円は安いです。ならば焼鳥もと期待してしまいます。再び壁に貼られているメニューに目をやると「かしら」や「はつ」,「レバー」は良いものの,「たん」や「中トロ」等鳥では聞かない部位があります。店主に「鳥ですか?」と聞くと,「いえ,豚で所謂ホルモンです」との答え。恐らく私の表情が曇ったのでしょう。続けて「大丈夫ですか?」と聞いて来ましたが,既に大生は来てしまっていますから今更席を立つのも面倒です。仕方なく「負け試合」として続行しました。
最初に頼んだのが「たん」と「なんこつ」,そして「いかだ」(長ネギ)です。まあ「たん」と「なんこつ」ならば無難に食べられました。そして大生にしてしまったために,それらを食べ終わってもまだビールが残っています。追加注文は厚揚げにしました。
〆て1600円位だったと思います。お金のやり取りの時の話し方や帰りの声掛けなどは,非常に気持ちの良い店主です。値段も安いです。でも豚しか置いていないのに焼鳥屋を名乗るのはアウトでしょう。他のお客さんとの会話から,どうやら居抜きで始めて九ヵ月位のようでした。だったら代わった時に「やきとり」と書かれた提灯も変えれば良いのにと思いました。
ところがこれを書くにあたり検索をしたところ,どうやら前任者の時代から焼鳥屋を名乗って焼豚を売っていた様です。焼豚屋と書けとは言いませんが,せめて「もつやき」か「くしやき」にして貰いたいものです。それならば良くありますから。