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2017/04/03 12:49
大阪杯雑感
前後半を2分割にすると59.6-59.3と全くの平均ペースですが,他の方も言われている通り前半の時計はマルターズアポジーが作ったもの。離れた2番手のロードヴァンドールの時計は目視で約+1秒で,実際に1400m地点ではマルターズアポジーから0.8秒遅れのところでした。更にキタサンブラックは遅れる事0.2秒ですから,先頭からは丁度1秒遅れの数字が出て来ます。常にこの差を保っていたわけでは無いでしょうが「名手」が騎乗していますので,せいぜい0.1秒程度の差しか無いと推測します。するとキタサンブラック以降の勝負となった馬達のペースは,60.6-58.3とスローペースの数字が導き出され,このペースであの馬順であれば,結果は自ずとこの様になるでしょう。
次にあの様な展開になった理由を考えたいと思います。ただし「名手」はどこまで行っても「名手」なので,それ以外の理由で(笑)。
それは太宰騎手が「色気」(着順重視)を持って臨んだ事が最大と考えます。戦績上,こちらの方は2番手でも残った事があります。また実際に前日発売の日刊ゲンダイのインタビューでも番手で行く様なコメントを残しておりました。そうしますとマルターズアポジーにとっては小倉大賞典の様なハイペースで行かずにすみます。
これが「型」にこだわりマルターズアポジーにせりかけたら,当然前半のタイムは早くなるでしょう。しかしそれにつられてキタサンブラックが,例え前半1秒位早なったとしても十分対応可能な範囲かと推測致します。むしろこの「型」になって不利な競馬となるとすれば,キタサンブラックマークのステファノスかと思います。1秒早くなった上に更に早めに動かれたら果たしてヤマカツエースの猛追をしのげたか微妙です。
いずれにしてもキタサンブラックの強さが目立ったレースとなりましたが,これにより得たものは非常に大きいと言えます。今までのG1は全て2400m以上でのもの。菊花賞・天皇賞春のみでなくJCは勝っていますので,菊花賞または天皇賞春のみのG1馬とは扱いが異なるでしょうが,それでも現在の種牡馬事情から言えば先行きに不安が残ります。ここに2000mG1戦での勝利により,それをかなり払拭できたのではないかと考えます。
まあサクラバクシンオーの血が入っているのに,何とか短いところの勝利を望むと言うのも,本馬の個性ですね(笑)。
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広瀬北斗さん
くろまめさん,いいね!,有難うございました。
本当ですね。まあ,簡単に行けば馬産そのものの難易度が下がりますが(笑)。かつてサッカーポーイと言う現役でも種牡馬でも活躍した馬がいますが,元々はステイヤーの血統にもかかわらず競走成績はマイラーでした。ところが,種牡馬になって出て来る産駒はステイヤーばかり(笑)。
不思議です。 -
くろまめさん
バクシンオーの血統で、菊花賞をとったときには本当に感心させられました。
血統のかけ算は面白いですね。 -
くろまめさんがいいね!と言っています。
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広瀬北斗さん
競馬を始めた時に,「後から振り返って自分で買った理由が分からない馬券を買いたくない」等と思い,じゃあどうしようと考えたところに目に入ったのが出馬表に並ぶ数字でした。これを根拠にすればすべて解決と相成りましたが,女性の閃きには平伏すだけです(笑)。
因みに,工学部にも芸術っポイ建築系の学科もありますが,芸術と認知して頂けません(苦笑)? -
まつりさん
言動が理解不能なのは女の専売特許です(#^.^#)
好きか嫌いか、閃きだけで事足りることもあります。
文系で芸術好きなもので(笑) -
広瀬北斗さん
とんとんきさん,いいね!,有難うございました。
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広瀬北斗さん
A7Xさん,いいね!,有難うございました。
全くご明察です(笑)。やっぱり何とか父系に残って貰いたいです。「親子三代続いて初めて江戸っ子」と言われるているのに倣えば,ショウナンカンプやグランプリボスの産駒が初めてサクラバクシンオー系となります。
と同時にスプリンターズS親子制覇,これも何とかして貰いたいです! -
広瀬北斗さん
HALAIRさん,まあ「机上の空論」と言う言葉もありますので,話半分で読んで下さい(笑)。
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広瀬北斗さん
まつりさん,いいね!,有難うございました。
理系(工学部)の性でしょうか(苦笑)…数字が出て来ると数字でまとめたくなる,困ったものです(笑)。ただ数字で示すと分かり辛いものが分かり易くかと思うのですが如何でしょうか?
それに私から見ると見た目で違いが分かる人が羨ましいです。うちの嫁はパドックで「○○君見たい」と言ってましたが,初めて聞いた時は「何言ってんの?」と理解不能でした(大笑)。 -
とんとんきさんがいいね!と言っています。