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2017/04/07 05:00
降着制度雑感
先週の競馬ブックにKBSアナウンサー木村寿伸さんが,「降着制度はいっそ廃止した方が良いのでは」と書かれていました。年始に野本賢一記者も同様な事をnetkeibaで書かれていたと推測(有料サイトなので私は読めない)致します。
私も変更直後に発生したAJCCの「事案」への判断を見て全く同意します。とは言え,ただ単純に降着・失格を無くすのではなく,勝馬投票券の払い戻し対象は「入線順」のままとして速やかに確定し,競走としての「着順」は時間をかけて裁決を行い確定させる二段階です。これは薬物違反等では既に取り入れられている方法で,「着順」どころか「賞金」の取り扱いも最終着順の通りとなります。
降着制度は以前の方法でもその判断に対して問題視される事が多かったです(ただ個人的には以前の方法の方が裁決の判断基準が見え易かったです)。所詮は金絡みの判断を人間が行うのですから全員満足等ありません。ならば割り切って人間不在にしてしまう方がまだ「マシ」でしょう。勿論,それでも文句を言う人は残るでしょうが…
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広瀬北斗さん
まつりさん,勝馬投票券用着順とそれ以外の着順を異なる様にすれば,危険騎乗が増加するとは思えないと考えます。ただそれ以前に二本立ての着実に対する違和感の方が大きい様に感じます。
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まつりさん
そうか・・・。私のように駆け出しでお金をかけない人間には降着=ただの罰則ぐらいの感覚でしたが、巨額のお金が動くのですものね。
でもくろまめさんのおっしゃるように、危険な行為やあざといプレーで人馬の事故につながる場面は見たくありません。
危険運転致死傷罪と同じかも・・・。 -
広瀬北斗さん
とんとんきさん,ファイト!,有難うございました。
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星のとんとん器様さんがファイト!と言っています。
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広瀬北斗さん
くろまめさん,降着制度と言う言葉の定義にもよるのですが,勝馬投票券に関する着順は全て入線順つまり降着はしない,しかし厩舎関係者の賞金や競走馬の成績に関しては各種制裁・着順変更を行う方法,つのり対象者により順位が異なる方法です。
本文でも記載しましたが,現在でも後刻判明する薬物違反による失格等は正にこれが当てはまり,勝馬投票券は入線順のまま有効期限まで払い戻しがされて,関係者への制裁・競走馬の成績は変更されます。
また海外では進路妨害等でも同様な事が行われています。それは関係者側からの審議申立等,時間がかかる場合に適応されています。これをさらに拡大してしまう方法として記載しました。
勿論,不利を受けた側の馬券を持っていた人間には不満があるのでしょうが,採決の訳が分からない判定よりもかなり「マシ」かと思います。とは言え,私の生きている間にこの方法になるとも思えませんが(笑)… -
くろまめさん
降着制度全てをなくしてまうと、危険な騎乗やルール違反が許されてしまいそうです。
競馬関係者の良心によって、守られるところも多いとは思いますが。
しかし、広瀬北斗さんの仰る通り、着順に人の判断が入ると解りにくくなるのは同感です。
毎回の判断がおなじ基準でできるのかは不安です。