立教大学対東京大学雑感[その2]

さて法政大学対慶応大学が終わり座席を移動しますが，何故か一列おきに座らせられます。まあ，ぎゅうぎゅうに詰めさせられるのよりは良いし，何しろ「応援団の指示に従って」と言う事なので言われるがまま座ります。試合が始まりその理由は分かりましたが，最初は全体的に座らせて応援者数が多い様にでも見せかけたいのかと思いました(笑)。着席後しばらくするとメガホンとボールペンを配られます。そしてボールペンには例の「RIKKIO」の文字が。そこで40年以上抱き続けてきた疑問をリーダー部のお兄さんにぶつけます。「なんでRIKKYOでは無くてRIKKIOなの?」。まさしくお兄さんの眼が点とはこの事で「すみません。分かりません。今まで全然気にしませんでした。」と潔く謝られてしまいました。代わりに隣に座っていた(正真正銘の)おばさんが「野球部だけは昔からそうなんですよね。」と教えて下さいました。確かにそれは長嶋茂雄の時代からそうでした。だからこそ何か理由があると思ったのですが在校生が知らないのでは謎のままですね(笑)。ご存知の方，教えて下さい。

そうこうするうちに試合が始まりました。残念ながら私の位置からバッターボックスを見ると，その視野に入るチアは一人か二人です。しかし応援の指示を出す団員の方を見ると沢山入って来ます。が，チアを見るうんぬんよりも，彼らを見ないと何すれば良いか皆目分かりません。特に掛け声が何と言っているかが聞き辛いです。と言う訳で，ベンチからのサインを見るバッターの如く，一球終わるたびに彼らからの指示仰ぐと言う流れになりました。そして一列おきに着席させた理由が分かりました。空いている列は団員等が歩きながら応援をあおるためでした。小学生の子供等格好の標的で，目の前に立ち止まってやって行きます。まあ，子供も楽しそうにやっていたから構いませんが。しかもここに来るのは団員のみならず吹奏楽部のお姉さんまで来ます。パターンとしては相手側の攻撃を0点で抑えると駆け込んで来て目の前で立ち止まりジャンプします。一波ウェーブです。しかもそのお姉さんがまた自分のパートのホルンを持ったまま来るのですが，可愛いです(笑)。個人的にはチア含めてJIS+2D621でした。更に吹奏楽部は演奏しない時に後ろを向いたりして応援をやはりあおるのですが，クラリネット担当のお姉さんの内の一人は，もう常に笑顔を絶やさず非常に大きな声を出しています。正直，見た目はホルンのお姉さんに及びませんが，ああいう人が職場にいると明るそうです。そして，一緒に呑みに行きたいです(笑)。呑みだけても構いませんから(大笑)。

一方，チアリーダーのお姉さんたちは，派手に投げ上げたりするのは確か7回の裏表の間，一回のみでしたが，ベンチ上の仮設舞台で良くもまあ怖がりもせずやれるものです。そして団員もそうですが，全く座ることなくひたすら応援し続けてます。美しい汗ですね。昔ながらの「学生注目」もまだまだ健在の様で昭和の応援が継がれていました。

まあ大差の勝利を上げたものですから得点の度の校歌等々が引っ切り無し歌いっ放しでした。試合が終わるとさすがに子供は疲れ切っていましたが(苦笑)…

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http://www.rikkyo.ne.jp/~z4000038/band/band2012/part2012.html

私の一番人気はホルンの真ん中のお姉さん(笑)。
でも呑みに行くのならクラリネットの左から二番目のお姉さん(苦笑)。