4543件のひとこと日記があります。
2017/05/13 17:29
床屋の廃業
毎年,三社祭一週前に断髪式(約半年間伸ばしっ放し)を行っていた店が,来週金曜日で閉店だそうです。
高校生の頃から約35年間通っていました。弟の同級生の両親がやられていましたので,当然こちらも老眼で悩むくらいの齢ですから引退されても当たり前でしょう。
最初はお父さんに切ってもらっていたのですが,浪人生となって最初行った時「悪いけど高校卒業したから通常料金貰うね」と言われ,こちらも当然と思い払いました。それが二回目に「受験料の足しにしな」と言う事で,再び高校生料金に下げてもらいました。まあバイトもせずまだ小遣いを貰っていたので,床屋代は親に貰っていた感じもしますから,だからこそ受験料の足しにはなりました。
その後,大学-大学院位まではお父さんに切ってもらっていましたが,「外で働きたい」と言われてお母さんのみでやる事になりました。ですから期間としてはお母さんの方が長い事になります。
そのお母さんが足の手術をしなければならなくなり,そのためその期間の三カ月間は店を閉めざるを得ません。しかし家賃は出て行くと言う事で,齢も齢なので完全に閉める事にしたそうです。もう十分に働かれましたのでゆっくりして頂きたいものですし,またそういう老後を送れる国であって貰いたいものです。
お疲れ様でした。
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広瀬北斗さん
カントー君,ファイト!,有難うございました。
仰る通りでかつて(まあ昭和の前半位?)床屋と何屋(銭湯?)は,情報収集の場だったと聞きました。それが今やネット社会となり,一方でそれに依存している自らも否定出来ない自分に直面しているのが現実です… -
関東帝王さん
街の床屋さんがどんどん無くなっちゃいますね。
駅にある1000円の床屋さんだと味気ない。
世間話して、ひげ当てて貰って、ちょっと頭や肩をマッサージ。
いつまでも続いて欲しい文化です。 -
関東帝王さんがファイト!と言っています。
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広瀬北斗さん
T-Kamijoさん,実は次の店にしようと思っている店のオーナーは,理容学校の講師もやられているのですが,なかなか就職先が見つからなくなって来たと嘆かれていました。
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広瀬北斗さん
ちひろさん,いいね!,有難うございました。
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広瀬北斗さん
とんとんきさん,いいね!,有難うございました。
もう本当に親子関係です。お父さんもすっかり弱ってしまったのですが,残り少ない人生を楽しんで頂きたいものです。 -
広瀬北斗さん
のど輪だ井上さん,私はそれを言われ「この店が潰れるまで来続けよう」と思ったものでした。余りできてませんが初志貫徹を貫けた数少ない一例です(苦笑)。
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広瀬北斗さん
まつりさん,いいね!,有難うございました。
むかーし(昭和も50年代か40年代)に発刊された「浅草鳥越あずま床」と言う井上ひさしの本に,芸者さんがカミソリを「アテ」に来る場面が書かれていました。それを読んだ時に少年時代(笑)の私は,「女の人が床屋に来るのか!」と妙な感動を得たものでした。 -
T-Kamijoさん
床屋の新規開業や後を継ぐ若者が減っている印象があります。
なかなか顧客確保が難しい業界ですよね。
床屋さんを変えるということがあまりありませんし… -
広瀬北斗さん
サルさん,お初かと思いますが,いいね!&ファイト!,有難うございました。
そこのお店も息子は別の職業につきました。サルさんも長くまで頑張って下さい!
次の店は多分同じ町会の所かと思います(笑)。