床屋難民少々脱出

昨日，町会の集まりがあり，同町会内の店の予約が取れないと話したら，上野駅そばの店を二人が紹介してくれました。昨今，乱立気味に出店している，所謂「1000円床屋」の類です。ただ他と違うのは，値段が1300円と少々高く，10分よりは長いと言う点です。そして理容師(剃らないから美容師?)の女性比率が高いとの事で行ってみました(笑)。ただ混雑している時は店外まで待ち客もいると聞いていたので，取り敢えず込み具合で入店するかいなかった決めようとも思っていました。

幸いにも先客は2名です。また散髪席は5席あり理容師も席数以上いる様です。まあ，これなら30分も待つ事ないだろうと思い，入店しました。すると「いらっしゃいませ」と一斉に声をかけてきますが誰も寄って来ません。さてどうしたものかと考えているとすぐにスタッフの一人が，「左側に発券機がありますからそれを取って下さい」と言われます。壁面のタッチパネルを発見して「初来店」?「指名無し」と各ボタンを押すと待合券が出て来ました。待ち席があるので座ろうと思いましたが，先客2名が綺麗に並ばず各々両隣を空けています。特に後の客が席をずらす雰囲気も無いので，間に座りました。まあ，券に順番も記されていますから，揉める事も無いだろうとも思っていましたし。

さて座って相変わらず終わらない仕事でもやろうと思いPCを取り出しながら店内をあらためて見回すと，確かに女性比率が高いです。1:2位でしょうか。まあ，皆さんほぼ全員マスクを着けていますが，悪くなさそうな感じです(笑)。

メールをしていると最初のお客が時間切れと言う事で帰ってしまいました。と言う訳で私が2番目に昇格ですが，果たしてこのズレが吉と出るか凶と出るか，等と思っているうちに私の順番が回って来ました。

はい。当たりです(笑)。これで明後日の競馬は運を使ったので外れかもしれません(苦笑)。まあ，繰り返しますがマスクは着けてます。「どの様にしますか?」と聞かれたので，「周りは五厘，上はこの半分位にして下さい」と言うと，「結構，短めですね」と返して来ましたので肯定しました。ふと左前方に目をやると，髪の長さの目安表があります。そこには見慣れた「五厘＝2mm」よりもさらに短い「1mm」と言うのがありました。ただ「五厘」や「五分」と言う表記は無く，ただ「1mm」の文字だけです。お姉さんに「1mmと言うのも出来るのですか?」と聞きますと「出来ますよ」との返事が。と言う訳で，人生初1mmです(笑)。

切り始めの頃は「いつも短いのですか?」，「祭に合わせて切ってしまうんですよ」等と少々会話をしたものの，後は淡々とこなして行きます。20分もかからなかったと思いますが，「これで如何でしょう?」と後頭部も鏡で見られる様にしてくれながら聞いてきます。値段からすれば上出来なので「大丈夫です」と答えると「それではクリーニングのスタッフと交代しますね」と言い残して去ってしまいました。あれっ?次回，指名しようにも名札も付けていませんでしたから名前が分かりません。まあ，この手の店は人の出入りが激しいから，また来たらフリーで入るかと思い掃除機の様なもので毛を取って貰ったりして，最後に支払いを済ませました。すると「1か月以内にご来店頂きますと，100円引きになります」と言われながらレシート兼サービス券を渡されました。するとそこには，「スタッフ　×××」と記されていました。

さて来月，私はどこで散髪をするのでしょうか(大笑)?