東東京大会　上野学園対実践学園

かつて台東区の高野連加盟校は岩倉高校ただ一校だったのですが，いつの間にか上野学園が共学となり加盟していました。そして一昨日，シード校である実践学園と対戦しました。

人間ドック明けのビールを野球見物をしながら呑もうと思い，大きな期待もせずに行きました。着いたら実践学園のノック中で，まあシード校らしい動きをしていたのですが，補欠野球部員のスタンドから声掛けが非常にドスが効いてます(笑)。そしてチアガールに吹奏楽団も来ています。

代わって上野学園のノックになりましたが，特に目を見張るものがありません(苦笑)…「コールド負けは嫌だな」と思い，枝豆をつまみつつ1本目を呑みながら，試合開始を待ちました。

先行は上野学園でした。すると相手投手の調子が出ずに，いきなりノーアウト一塁三塁のチャンスで三番バッターです。そして初球いきなり一塁ランナーが走りました。ダブルスチール!?かと思いきや，三塁ランナー微動だにせず二塁で憤死。何をしたいのかサインミスかわかりません。三番バッターも三振でツーアウト。シード校相手ですからここで0点ですと先が思いやれます。と言うところで四番がタイムリーヒット。何とか先取点を取ってくれました。スタンドも大歓声，と書きたいところですが実は試合開始が10分早まり，さっきからずっと私の後ろの通路を女子高生が駆け抜けて行きます。そして彼女たちに男子高生が案内をしております。ですから沸いているのは実践学園の半分以下の補欠選手と父母のみ。まあ，こんなものでしょうかねえ(苦笑)。すると今度は五番バッターがなんとツーランホームラン!そこへやっと到着したのか(5分前には着けよ)，吹奏楽団の音楽も加わりました。

その後の4回。またまたノーアウト二塁三塁のチャンスを三塁ランナーが謎の動きで憤死してバッターも倒れツーアウトとなり，嫌な流れになったところを粘って満塁にまでしました。そこで四番がライトへライナーを打ちます。ライトが突っ込むものの取れずに後ろへ逸らしてしまい，走者一掃の三塁打となりました。

ただ同じ外野手としてはライトの子が可哀想でした。元々，神宮球場は貴賓席から迎賓館が見られる様に変な向きで作られており，デーゲームのライトは正面から太陽光を浴びています。余り高くは上がらなかったから，もろに太陽光の中に打球は入らなかったかもしれませんが，3点負けていての4回表ツーアウト満塁でのライナー。条件が厳しいです。

その後も加点しまして予想外のコールド勝ちでした(笑)。お陰様でビール消費量がレギュラー缶3本で終わってしまいました。次は二松学舎ですが，何とか勝ってくれれば27日の準決勝は会社を休んで行きたいです。ただし正直，野球は前記した通り下手です(苦笑)。勢いのみです。でも頑張って貰いたいです!

そして実践学園の背番号18。いつか良い事もあるよ…そして同じ場面に遭遇したら同じ様に突っ込んで，今度は取れる技量を身に付けていてくれ…