4543件のひとこと日記があります。
2017/11/04 10:18
JBCレディスクラシック雑感
前後半の3Fは37.9-39.1。中央の芝であれば早めのペースと言えますが,地方のダートだと一般的な流れでしょう。そんな中,一番人気のホヨイトフーガは抜群の手応えを通り越して,向正面までは引っかかりぱなしでした。鞍上は「長い距離だと馬がしんどいと感じるみたい」と語りましたが,あれだけ引っかかればしんどくなるのは当たり前の様に思います。折り合いが付かない事に敗因を求めた方が良いかと感じました。
そして公営所属馬初のレディスクラシック勝利となったララベルですが3?4角にかけての上昇は,カテゴリーこそ違え2005年名古屋におけるクラシックでのレイナワルツを彷彿させるものでした。その時は正面スタンドでの観戦であったため,地元馬が4角先頭と言う場面に直面して地鳴りの様な驚愕混じりの声援が沸き起こりました。その際には残念ながらタイムパラドックス,ユートピアと言うG1牡馬に敗退したものの,パーソナルラッシュ,シーキングザダイヤのG1牡馬を退けました。
今回はそれに匹敵するまたは上回る結果を勝ち得ました。確かに社台関係馬である事で一興削がれてしまう向きもありますが,荒山調教師の感涙で流してしまうのが粋な計らいかと思います。
2着のプリンシアコメータは直線完全に1度は追うのを止め,再度追い始めてから差し替えしたのは事実です。よってあの不利を嘆くのも致し方の無い事でしょう。社台関係馬では無いので,しばらくダート牝馬戦線を賑わしてくれるのではないのでしょうか?
そして3着のラインハートですが,全くダート実績がないばかりか,血統の字面もせいぜいBMSクロフネ位しか見出せません。次走が試金石でしょうか。
まだまだ暖かい時間帯のレースで,ビールも美味かったです(笑)。