つい先ほどの京浜東北線車中にて

太めの女性(20代前半?)が寝ていたのですが，半分右隣に崩れながらの態勢だったため，結局そこには誰も座れず，都内に入ってから立ち客がいても，1席空いている(半分占拠している)状態でした。当然，周りの人たちは快く思っていなかったと思いますが，私が更に一つ気になったのは「この人目を半開きで寝ている?」と思えた表情でした。まあ，つけまつ毛の影響かもしれませんが，薄目位は開いているように見えました。

浜松町駅も過ぎた所で，彼女が膝の上に置いといたバッグが落ちました。すると元々，脚を広げた状態で寝ていたため，オレンジ色のレースが丸見え状態になりました。それを見ていた空いている席の隣に座っていたおばあさんが，「可哀想だから誰か起こしてあげて」と言い出しました。いや，男ならいくらでも起こしますが，お姉ちゃん，ましてやパンツ丸見えの状態のお姉ちゃんに触ったら，後でどんな仕打ちが待っているのか分かったものではありません。と思っていたら，前に立っていたおじさんが太腿を叩き始めました。ところが反応がありません。もしかして「死んでるの?」と誰ともなく声が上がり，おそらくは叩いたおじさんは駅員にでも知らせに行こうとしたのでしょう。ドアの方へ向かった位にやってそのお姉ちゃんが動きました。周りからはそれはもうホッとした雰囲気が流れました。

ところがそのお姉ちゃん，まだ意識朦朧です。これは泥酔状態とおそらく多くの人が思ったところでさっきのおばあさんが，「隠してあげて」とまたまた一言発します。いや，それこそ意識あるお姉ちゃんパンツなんか隠せっこないでしょうが(苦笑)!そうしましたら先ほどのおじさんがもう乗りかかった船なのでしょう。「丸見えだよ」といいながら激短のワンピースの裾を引っ張りました。それでもまだ意識半分の状態のお姉ちゃん。おじさんが何度も何度も「丸見え」発言しているうちにやっと我に返り，人差し指一本口の前に立てたポーズをおじさんに見せました。

どうやら横浜で降りる予定だったらしいのですがとんでもない乗り越しです。そのおばあさんと何やら話しながら最後は，「誰か助けて」と小声でブツブツと言いながら降りて行きました。