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2017/12/25 17:31
有馬記念雑感
勝ちタイム2分33秒6で前10年の平均値2分32秒9,前後半3Fが36.4-35.2,同4Fが48.7-47.3,同5F61.5-59.5と,数字面ばかり見てしまうと一言家からの攻撃に晒される結果でもありましたが,元々逃げ馬が勝つと往々にしてそのような結果が多いもの。ましてや今回は万事舞台が整い大団円の結末を待つばかり,と言う雰囲気が更に拍車をかけたに過ぎず,決して勝ち馬の能力を否定出来るようなレースではなかったでしょう。それは菊花賞以降,キタサンブラックが鼻に立ったレースで行った行ったで決まったレースは唯一大阪杯にて追い込み馬アンビシャスを鬼才横山典弘が番手に付けたレースのみで,他のレースで追いかけた二番手は力尽きるのみで,結果更にもう一つ後ろの位置にいた馬が二着または全てがその馬に適合した時は差せたのが事実です。だいたいが能力の披露と言う観点からでは,春秋の天皇賞にて良馬場のレコード更新勝利と,一種極悪馬場の逆レコード勝利の2つを提示しただけでも十分でしょう。勿論,物申す人々を黙らせるには,天皇賞春が極悪馬場で天皇賞秋がレコード勝ちが理想であったのでしょうが,そこまで付き合う必要もないでしょう。
今回,そのハマり役だったのがクイーンズリングでしたが,ヤマカツエースを行かせてキタサンブラックへのプレッシャー役を押し付け((笑)?),自らはインコースギリギリを回って追い出しもギリギリまで待つという,完璧な二着狙いでした。とは言え,カレンミロティックから外から被される等,決して楽な事ばかりではなくエリザベス女王杯馬の意地を見せたレースでもありました。
一方でシュヴァルグランはボウマン騎手がJCに続く勝利により,年度代表馬選定を面倒臭い状況に陥れようとしましたが,JC時の前半3Fでの差が0秒2の一馬身とは異なり,中盤の位置取りとなってしまいました。しかも道中追い上げるには外々を回らなければならない状況。勝つための賭けを打つのならばそれも策ですが,それ無くしてもゴール寸前スワーヴリチャードの寄りが無ければ,二着は当然の事ながらもっと差を縮めた場面を想像させる騎乗は,さすが世界一の騎手ならではなのでしょう。
基本的に大団円のレースは,なんだかんだ言って将来良くある「思い出レース○○選」に入ります。本レースもいずれその様になるのでしょう。ただ個人的には,ナリタトップロードの引退レースがそうであって欲しかったですが(苦笑)…
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広瀬北斗さん
Nekoさん,いいね!,有難うございました。
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Nekoさんがいいね!と言っています。
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広瀬北斗さん
くろまめさん,中山競馬場ですから,先行できてしまえば,一気に勝利の確度は上がりますよね。まあ,勝ち負けになりそうだったのは,うまくはまってもシュヴァルグランだけだったのでしょう。
サクラアンプループも掲示板は十分ありましたよね。現行ルール上着順変更にはならないのはかまいませんが,そもそもがこんなルールである事がおかしいです。 -
くろまめさん
キタサンブラックが先にいったら、他の馬たちはあのようにするしかないですよね…。
だって、キタサンブラックは本当に強い馬ですからね。
個人的にはサクラアンプルールが残念でなりません。