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2017/12/30 10:16
東京大賞典雑感
前後半61.3-62.9。昨年の64.8-61.0とは打って変わってのハイペース。昨年のスローペースで5着に敗退している馬が,このペースで逆に勝つとは。競馬は数字だけでは推し量れない奥深い物を表した一戦でした。しかも厳しさは数字ばかりではなく途中まではケイティブレイブに絡まれて,それを競り落としての勝利。これは先日の有馬記念を上回るタフさです。二番手に付けたケイティブレイブが,最後に差されて3着に敗退した事からも伺えます。何はともあれ,初G1をもたらせた田邊騎手を配した陣営には,好感が持てましたしその期待に応えた田邊騎手も称賛されるべきでしょう。
一方で差し届かなかったサウンドトゥルー。一昨年の勝ったペースと類似しているにもかかわらず届かなかったのは,コパノリッキーをマークした馬がケイティブレイブのみで,ホッコータルマエ・ワンダーアキュートと強力なG1馬布陣とはプレッシャーの度合いが違ったためでしょうか?ただこちらも7歳馬。本当にダート馬は長持ちしますし,こちらはセン馬ですのでまだまだ来年以降もG1戦線を賑わすのでしょう。
最後は足が上がったケイティブレイブですが,福永騎手が勝ちに行く競馬を見せたからこそコパノリッキーの勝利が更に価値あるものなりました。これがカケイリッキーやモリトモリッキーだとこの様にはできなかったのでしょうが,絡んで行って2着を外した福永騎手に非はありません。
さて屈強古馬陣・JRA勢に阻まれたヒガシウィルウィンですが,浦和記念の敗戦を当てはめれば真っ当な着順であったとも言えます。また来年以降に更なる奮起を期待したいのですが,フリオーソレベルになるのかハッピースプリントレベル止まりになるのかは,今の所の神のみぞ知る事実です。次走は川崎記念でしょうかね?
年末に行われた引退レース3鞍,それぞれ馬券の的中不的中問わずに,再度見たいレースを行ってくれました。
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広瀬北斗さん
ダートラッシングさん,いいね!,有難うございました。
結局対戦相手が違っていた,という事ですかね。そうすると,ちょっとダート界の地盤沈下か心配ですね… -
ダートラッシングさん
やはりホッコータルマエ、ワンダーアキュートの世代が強すぎたんだと思います。あの世代はリッキーに競馬をさせない本当の猛者馬がそろっていたのではないかと。もちろんリッキーが強いのは言うまでもありませんが。まあ今回はリッキー以外がタルマエ世代と比べてしまうと力の差が・・・と個人的には感じたところです。
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広瀬北斗さん
とんとんさん,いいね!,有難うございました。
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