搭乗手続き

まあ，新幹線はほとんど通勤電車みたいなものですが，飛行機となるとそうそう乗る事も無く1往復/年位です。ですから搭乗手続きなども慣れていないため，結構余裕を持って行くようにしております。特に保安検査場でのチェック。以前使っていた作業着の時のベルトはバックル部分が金属探知機に引っ掛かりやすく，また安全靴も同様なので事前にベルトと靴を脱いで通ってました。しかし今回はネクタイ姿なのでそんな事も気せず行きの羽田空港の保安検査場入り口に並んでいたら，急にカッターナイフと替え刃を持っている事を思い出しました。しかもホームセンターで購入しても合わせて3000円位するオルファのしっかりとしたものです。絶対引っかかるだろうと思い事前にこちらから申し出ると，普通に手荷物預かりであれば持ち込み可能だとか。確かに発火物では無いので客室に持ち込まなければ問題ありませんからね。ただ今回は今から手荷物扱いへ行く時間も無いので廃棄処分という事にしてしまいましたが…

で，帰りの出雲空港ではカッターも持っていませんから何も気にせずに並んでいたら，着替えを入れた巾着袋が反応しまくります。どうやらフォークみたいなものが映るという事。そんなもの心当たりが無いのですが，ホテルのアメニティで置いてある髭剃りを数本入れてある事を思い出し，それらを袋から出して確認して貰ってもまた警報が鳴ります。他には充電ケーブルとそちらへ移した財布や時計位しか金属類は思い当たりません。鳴ってはそれらを取り出しを5度ほど繰り返しましたが，最後は収まって全部通過しました。一体何だったのか不明です。しかも一個一個取り出した金属類を再度袋に戻すように指示するという謎の行動が分かりません。そんなもの，鳴るに決まっています。まあ，別に私の知った事では無いので気の済むまでやらせましたが。

一時期新幹線車内で焼身自殺や通り魔が続発した時に飛行機並みのセキュリティチェックを検討されましたが，お気楽に出発時間ギリギリまで呑んでいる身からしたらそれは絶対に避けて欲しかった事なので，今回の件で尚更新幹線の良さを再認識させられました(笑)。