リンガフランカ

田中哲実氏が今週アップされた「オジュウチョウサンの母も取引された、国内唯一の繁殖馬セール」の中に，「リンガフランカ」と言う馬名を持つ母の子が取引された事が書かれていました。取引馬や母馬に関しては何も思い出が無いのですが，母馬の馬名には引かれました。

意味としては「共通母国語を持たない集団の言語」とされ，例えば日本人と韓国人との集団が中国語で意思疎通を図った場合の中国語が相当する(現実はあり得ない(笑)?)様ですが，それにも無関係です。

引っかかったのは，かつてEP-4と言うファンクバンドが唯一残したフルアルバムのタイトルに用いられていたからです。元々邦題は「昭和崩御」と付けられたものの発売元の日本コロンビアが日和って無期延期とされ，ブックレットを付けて書籍の販売ルートで発売されたものでした。

その音は「ファンク」と呼ぶには余りにも異質で(佐藤薫は「クールファンク」と称していた)，無機質，硬質と言う言葉で形容されるものでした。

個人的にベスト1のアルバムはYMO「BGM」で揺るがないものの次位に関しては，同じく「Technodelic」，U2「Achtung Baby」，Interior「Interior」に並ぶものです。

音が響き渡ります…