休み明け競走成績

グランアレグリアに引き続きサートゥルナーリアも，昨年末のG1からの直行での出走となりますが，かつてのトウカイテイオーは別とするも，ヤエノムテキの宝塚記念から天皇賞秋直行パターンは主流と呼ばれるに近い位の頻度になって来ました。

実はすでに統計上，「三カ月以内の休養よりもそれを超えて半年以内の休養の方が好走率が高かった」，という結果が30年位前の著作である「競馬でパソコンをモノにする虫のイイ本―レース前に結果がわかる実戦レース・シミュレーション」に記されていました(なお「三カ月」や「半年」は記憶の話で二カ月単位だったかも…)。

ただ宝塚記念から天皇賞秋へのステップは，確立された技術・知識が織り込まれた既に「一手法」とも言えますが，グランアレグリアやサートゥルナーリアも元々予定されていたものであったとしても，「一手法」としてまで藤澤厩舎に存在しているのかは知る由もなく，そうなると師のこれまで残してきた実績を信頼して初の試みであっても受け入れるのか，逆手にそこをリスクとして回避するのかは，買い手の感覚かと思います。

取り敢えず私は「外す」(笑)。それが馬券を「外す」に繋がる可能性も十分ありますが(苦笑)…