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2019/04/30 09:37
天皇賞春雑感
前後半8Fずつであれば98.3秒-96.7秒で前後半差が1.6秒個人的なペース判断基準ではギリギリM。しかし向こう正面から3コーナーにかけて一気に詰められて先行馬には数字以上に厳しい競馬となり,故障馬含めて下位独占の結果となりました。
この先行勢に厳しい流れをもたらせたのが勝利馬フィエールマンですから,ケチの付け様が無い勝利です。むしろこの動きに合わせて動いて接戦に持ち込んだグローリーヴェイズは,鞍上の好騎乗による部分が大きいかもしれません。また3着のパフォーマプロミスも勝ち馬と前後する形で4コーナー迄はじっとしていて最後に外へ持ち出すと,好都合な事にエタリオウと合わせで3着となりましたが,こちらも馬そのものの能力を引き出した「G1」騎手の好騎乗が見られました。
そして2番人気のエタリオウですが,どうやらその騎乗ぶりが相変わらずの避難・中傷に晒されているようです。ただここまで勝ち味に遅い馬の場合,「刺激」を与えるという意味で極端な競馬に持ち込む事は良くある事で,その代表的な騎手が横山典弘騎手ですが,今回は暫く低迷(とは言え対本人ですが)が続いているデムーロ騎手だからさらに激しいのかもしれません。
個人的には戦前の先行争いが取沙汰されていた状況からは,後方待機もあり得ると踏んでいました。ただし基準馬の適不適は別にして先頭から推定で1000m通過時に約5秒,そして2000m通過時が約3秒と,レースの上がりに対しては4Fで約2秒も上回る事が必要と言う机上でさえ実現不可能な展開でした。結果,4コーナー先頭のフィエールマンの上がりがそのままレースの上がりとなり,上がり3Fは0.7秒差,着差は1秒となりました。この展開で勝利するには上がり34.2秒と言う現実性は残るものの,後半5F1000m56.5秒を出す事なんてスプリンターズSの最初の1000m並みですから不可能と断言しても差し支えないでしょう。結局は鞍上の展開判断の誤りに繋がるのですが,もし後方であっても最初の1000mがあと1秒詰めていたら,そして8?9Fのところでもっと詰められていたら,この2点が誤りと推測します。特に後者はフィエールマンがその位置を上げて行ったところにも相当します。相手が動いたところで我慢をする事により差し切る場面も多くありますが,その差にも限度があります。とは言え今回もそれであれば差し切れたかと言うと,それは「不可能」だったと言わざるを得ません。上がりで0.7秒遅れを取ったという事は,既に足を使い切った事に通じます。では前半どの程度の差であれば差し切れたか?これが分かれば誰もが神なのでしょうが,少なくともフィエールマンのマークでは無く「自分の競馬」に徹するために組み立てざるを得なかった現況が,最大の敗因かもしれません…
ただしその対応策となる後方待機に乗ったのは私自身ですから異存はなく,また鞍上の不振(それを脱する兆しが見えたという論調も先々週の結果から散見されましたが)も公知の事実ですから今更とやかく言うつもりはありません。それよりも別問題にどう対処するかが,個人的な課題である事がはっきりした天皇賞春でした。
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広瀬北斗さん
東京競馬場の怪人さん,いいね!,有難うございました。
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広瀬北斗さん
エリーさん,ファイト!,有難うございました。
まずは鞍上が誰かが気になります。ついにデムーロ騎手が降ろされるのか,注目です… -
東京競馬場の怪人さんがいいね!と言っています。
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エリーさん
エタリオウ、次のレースの展開がどうなるのか。
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広瀬北斗さん
いっちーさん,いいね!&ファイト!,有難うございました。
もしそれが事実ならば,騎乗ミスへの批判ではなく,背信行為に対しての処罰が必要ですね! -
広瀬北斗さん
ヴァ―さん,ご無沙汰です。
いいね!,有難うございました -
いっちーさん
デムーロ騎手 かなり重度の腰痛というウワサがあります
今回 スタート後後方に下げたのではなく 腰痛のために押していかれなかったようです -
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