NHKマイルカップ雑感

一応，日記がキリ番3000だったので，お姉ちゃんネタ・酒ネタ・競馬ネタの三拓で考えていましたが，やはり最も相応しい競馬ネタにしました(笑)!

さて前後半4Fが45.8-46.6，3Fが33.9-34.6と，自己判断ペースではギリギリのMですが，限りなくHに近いかと思います。全体時計としては概ね例年並みかと思います。前々レースの9R1600万下が1分32秒6で昨年の1分33秒9よりも大幅に縮めたと言っても，こちらは昨年が48.8-45.1と言う超Sの影響よるものと考えられますので，悪戯に「早い馬場」と捉えずに額面通りに受け取って良いと考えます。一方で解説者の中では「昨日の雨の影響が残った」と言われている方もいらっしゃいましたが，含水率に関しては把握しておりませんのでその数字を見てからの検証が必要と考えます。

この様なペースとなった原因はスタート直後の3頭の争いと，それが決まったらむしろ4番手以降で微妙に出入りがあった事かと思います。先行3頭は12・14・16着と枕を並べての討死状態でしたが各馬現状の能力は発揮したであろうし，またプールヴィルに至っては0秒6差と粘っております。このまま「歳相応な成長」(これが難しいのですが)が見られれば，牝馬限定の重賞位ならば何とかなりそうな感じもします。

そしてこのペースに一番乗じたのが2・3着馬とも言えますが，元々両馬は重賞1・2着の実績もありますから，条件さえ合えば今後も好走が期待できる走りであったと思います。特にケイデンスコールの好走は来年以降，益々毎日杯組への好走の期待の一方で，過剰人気の危惧がなされるでしょう。

そして勝ち馬アドマイヤマーズは戦前鞍上の不調から雑音が多かったようですが，それを結果で口を塞がしてしまうところがやはり「超」一流の証拠なのでしょう。厳密に言えば道中の位置取りは，厩舎サイド等の要求よりも恐らく1・2列後ろで合ったものと想像します。しかしそうであってもその位置に留まった事が最大の勝因と考えます。あの程度であれば天皇賞春の最後方追走ほどの度胸も必要無いでしょう(笑)。

逆にアドマイヤマーズ陣営の要求した位置を取ったグランアレグリアは，最後の伸びを欠きました。鞍上は疲れを口にして道中かかり気味の一因もそれに求めてましたが，外から被された事や，また元々がG1級牡馬との争いですと一歩後れを取る可能性も否めません。なお，降着に関しては改めて記したいと思います。

そして安定的なN響のファンファーレ。こちらも別途記したいと思います。