4541件のひとこと日記があります。
2019/05/27 17:36
東京優駿雑感
前後半12Fずつに分けると69.8-72.8。前中後半の3分割で46.2-48.3-48.1と前半1000m通過時に57.8秒の数字が上がった時のどよめきほどの乱ペースではなく,秩序は持ったHペースであったかと思います。
このペースを作ったのが父親から乗り替わった横山騎手でしたが,最初の4F,あと1秒遅ければもっと粘れたかと思いますが,好初決めたロジャーバローズをかわすには,致し方ないと言うところでしょうか。結果的には勝ち馬を強引にかわして行った事になりますから。
そしてかわされたロジャーバローズは,恐らく47-48-47程度の最も理想的なラップで競馬をまとめられた事が,最大の勝因と言う事になるのでしょうが,それは重賞未勝利という立場であったからこそ,他馬のマークが甘くなった事実も否めません。今後,他馬に絡まれた時にどのような競馬になるのかが試金石ですが,それでもスローではなく平均ラップで踏んでいけるのは事の優位性は勿論武器になるでしょう。
そして最もベスト騎乗であったのがダノンキングリー戸崎騎手かと思います。上位2頭の追い出しをギリギリまで待ち,そして最後の最後までロジャーバローズを追い詰めました。ただ途中外に寄れるなど,ダノンキングリーそのものは精根使い果たしたかと思います。あと数mあったとしてもロジャーバローズともにばてるだけではなかったかと思います。
ヴェロックスの川田騎手は逆にサートゥルナーリアを待ちすぎたかもしれません。前走後ろから差された相手ですから,早めに突き放しておくかギリギリまで追い出しを待つかの二拓かと思いますが,結果サートゥルナーリアを差し返したという点においては,間違った選択ではなかったとも言えます。ただし前方に2頭いれば勝利には程遠かったですが。
さてサートゥルナーリアですが,まずは出遅れもありますが,果たしてそれだけが敗因かどうか。ヴェロックスに差し返されたあたりは,距離も少々疑問符を付けざるを得ないのではないかと思います。父ロードカナロアはアーモンドアイの出現により,既に本馬が最優秀スプリンター受賞馬であった事は忘却の彼方の様ですが,これもまた事実ですから。それでも3年連続でG1馬を輩出しているのですから,決して種牡馬実績に傷が付いた訳ではありません。これからも多種多様な競走馬を輩出してくれるのでしょう。
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広瀬北斗さん
東京競馬場の怪人さん,いいね!,有難うございました。
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東京競馬場の怪人さんがいいね!と言っています。
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バンバ・ラルさん
サトウの敗因は私のデスノートです(笑)
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広瀬北斗さん
テイエムリュウジさん,いいね!,有難うございました。
ちょっとサートゥルナーリアの2倍を切る単勝オッズには違和感がありました。みんなサートゥルナーリアではなくてアーモンドアイを見ている様に思えてしまいました。
ただいずれにしても上位馬各馬各路線を盛り上げて貰いたいものですね。特に社台オペレーションに属さない馬もいますから(笑)! -
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テイエムリュウジさん
サートゥルナーリアのゲートが問題なければ結果は違ったのでしょうが、、
それでも勝ち馬はサートゥルナーリアではなかったというレースでした。
広瀬北斗さんのおっしゃるまんまですがw
しかし上位人気の3頭と勝ち馬はレベルが高いとみて良い気がします。
秋以降が楽しみですね^^ -
広瀬北斗さん
キャプテン手羽詐さん,いいね!,有難うございました。
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広瀬北斗さん
まつりさん,いいね!,有難うございました。
有識者とは常識者にも通じます。常識者である事は多くの同意見ですから競馬であればオッズが低くなります。
けれども確率と統計が異なる様に(これをわからないのが多くて面倒事が良く起きます(苦笑)…)出走頭数18頭立てであれば各馬の勝率は1/18とされます。重賞未勝利馬の勝利が過去に無くても,未来は決められてはいませんから… -
キャプテン手羽詐さんがいいね!と言っています。
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まつりさん
ノリさんがリオンリオンに乗ってたら、また違ったのでしょうか?
10年に一度の馬とか、バケモノとか…有識者全てがサートゥルナーリアと言っていたので、自分的には全く盛り上がってはいませんでしたが、終わってみれば日本人で大いに盛り上がりました。
前夜、川田さんが「以前ペルシアンナイトの追い切りに乗った時、併せ馬でてペルシアンを追い詰めた2歳のデビュー前の仔がサートゥルだった。その時、怪物が出た!と思った」って言ってたので、やっぱりサートゥルなんだと思ってました。
やっぱり競馬は何があるかわからないですね。
ていうか有識者の言うことは信じないようにしよっと(笑)