4541件のひとこと日記があります。
2019/08/24 20:37
熱中症
本日は町会の子供会だったのですが,17時過ぎの撤収作業に入った時,婦人部の人が「若い人,二人来て」と呼びに来ました。私は隣にいた10歳下(それでも40過ぎ(苦笑)…)の人に,「ほら若いんだったらまずは山田君が行きな」と笑いながら話すと,「えっと,いや…」と何か言い返そうとします。そんなやり取りを見ていたら呼びに来た人が,「誰でも良いから手伝って」とその場の和やかさとは明らかに違う雰囲気で割り込んで来ました。そしてふと視線をずらしたら婦人部長が自分の息子に背負われて行きます。「どうしたんですか?」と逆に呼びに来た人に問うと「足を攣ったから歩けなくなった」と返答されます。いやそれが熱中症から来たものであればかなり我慢されていての結果での危険な状態ですし,この状況下であれば熱中症の可能性が高いはずです。
背負われた婦人部長自宅まで着いて行きましたが,まずは連れて行っている最中に「××君,この状態になってしまったらもう救急呼びな」と言いました。当然本人は固辞しようとしてますが,それを無視してとにかく呼ばせました。幸いにも行事の当日でしたので家族はほぼ全員いらっしゃいましたから,「太い血管の通っている所を冷やしましょう」と言うと親戚の方達が「腋の下とかが良いと聞いてます」と呼応して下さいます。またその最中にも吐き気迄催されて来たので,まだ意識はあるものの吐瀉物を詰まらせるとまずいので「横向きに寝させて下さい」と伝えると,すぐにその対応をして下さいました。
そうこうするうちに息子が救急要請を終えたので,「どっちの入り口に来るようにお願いした?」と聞きました。こちらの家は下町らしく路地裏な家です。ですから住所を教えても公道には面してはいないので,救急隊がどのレベルまで住宅地図を所有しているか分かりませんが,GoogleMapレベルでは辿り着けません。そこで先ほど言った山田君も一緒について来たので,二手に分かれて公道で待つことにしました。ただ次に心配したのは路地をストレッチャーが通るかという事です。実は救急要請の電話をかけている最中も気になったので,息子には比較的道幅のある方から来てもらう様に話しかけていたのですが,彼も精一杯の状態ですからそれには気付かずに住所で伝えただけでした。道端に出てほんの数分後に救急車のサイレン音が聞こえて来ました。それが要請した救急車かは分かりませんが確実に近づいてきます。そして私の待っている方から逆走して入って来る事はなかったので,すぐさま山田君が待っている方へ向かうとその救急車が来てくれました。
「××の要請で来て頂いた方達ですか?」と問うと「そうです。どこにいらっしゃいますか?」と逆に聞かれたので,「あちらです。ストレッチャー通りますか?」と指で差しながら答えますと,「大丈夫です。一階ですか?」と再度聞かれましたので,「はい。玄関にいます」と返答して,今度は婦人部長宅へ救急が到着したところ伝え,すぐに隊員が来られ処置を行い始めたところで血縁者で無い我々は立ち去りました。
実は今週行っていた姫路出張先は製鉄所で,受け入れ教育で特に熱中症に関して話されていました。更に現場作業中でも見回りに際しては,随時水分摂取時間指定とその摂取量の確認等をされていました。そんな状況下ですから私もノンアルを2L以上摂取しましたが,全て汗となり排尿は0回でした(その現場では排尿回数も申告する)。そんな管理下でもやはり熱中症を防ぎ切れないと言われていました。
たまたまこれらが昨日の今日でしたので,受け入れ教育に際してお話頂いた事をすぐに今回伝えましたし,そもそもそれが無かったらあんなに躊躇なく救急要請させられたか,少々疑問に思えます。これが不幸中の幸いになって頂けばと思うばかりですが…
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広瀬北斗さん
くろまめさん、いいね!、有難うございました。
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くろまめさんがいいね!と言っています。
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広瀬北斗さん
馬之助さん、いいね!、有難うございました。
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広瀬北斗さん
東京競馬場の怪人さん、いいね!、有難うございました。
何とか大事に至らなく、よかったです(笑)。 -
馬之助さんがいいね!と言っています。
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東京競馬場の怪人さんがいいね!と言っています。
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東京競馬場の怪人さん
色々と大変でしたね。とりあえず無事でなによりです。
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広瀬北斗さん
エリーさん,いいね!,有難うございました。
AED,私もそうです。しかもあれ,通電させる機械と言うのに少々抵抗感があります。
そう,足首を思い出せませんでしたでした!
顎の下も確かに理屈通りですね。 -
広瀬北斗さん
セキゴンさん,ファイト!,有難うございました。
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広瀬北斗さん
まつりさん,本当に良かったです。私も昨年なった走っている時に起こした際には,「攣る」迄は行かず「違和感」・「疲労感」でしたし,何しろ受け入れ教育で危険度の4段階中2か3だったと思いましたから。
実はAEDに関しての実践も受けた事があります。ただいざ自分が手を下す・行為に及ぶとなった時,対応できるかは不安です。おそらくこれが経験と言うものなのでしょうね。