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2019/11/21 04:47
ジャパンカップ雑感
今年はまだレース前ですので当然の事ながらそれについてではありません。ジャパンカップと言う今年で39回目を迎えるレースそのものについてです。
第一回目,それは私が高一の時でした。中一の時に競馬の存在を認識して,以降自宅の新聞が日経であったため何となく重賞,特に八大競走や十大競走と呼ばれていたレースは,単に馬柱のみでなく短評も有ったので読んでいたものでした。そこへ日本で初めての国際競走が始まるという事で,全く世界の競馬状況など把握をしていない当時の私にとって,それはほぼオリンピックでした。そしてまた野球をはじめ発祥の地とは彼我の差がある他のスポーツが敗戦を重ねていたため,全く馬券など毛頭になく,ただひたすら日本馬の勝利を願うものでした。勿論,あたかも現在の地方交流重賞の地方馬の様に,最初から世界の「ただの一流馬」(残念ながらそう評価せざるを得ない)から逃げる陣営もあったものの,キョウエイプロミスの激走,カツラギエースによる初勝利,そしてシンボリルドルフの完勝,一方で連敗や国内最強馬の回避と,日本競走馬のステップアップや停滞を如実に表してくれるレースでした。
そんなレースですから当然馬券を購入する前から魅かれていた事もあり,どんなにレースの売り上げが多かろうとも有馬記念よりも,どんなに競馬村の人達が垂涎しようとも東京優駿よりも,個人的には一番注目のレースでした。そしてそれは日本馬が強くなり海外の強豪が揃い辛くなってからも,国内の最高レベルが集えば変わりありませんでした。それがついに年内のG1未勝利馬だけの出走となるとは…
これは単に国際競走と言う使命ばかりではなく,グレード競走の品質確保にも関わります。俗に言うインターメディエイトのG1レースの配置そのものも転換期なのかもしれません。
ただそれよりもやはり単純に,国内開催の競馬の「ワールドカップ」が無くなるのは,寂しいの一言です。
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広瀬北斗さん
風の又サブローさん,いいね!,有難うございました。
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広瀬北斗さん
東京競馬場の怪人さん,いいね!,有難うございます。
仰る通りで,レガシーワールドとマーベラスクラウンで連覇したり(順番逆?),ファビラスラフインが2着に粘ったり。結局その頃はまだ海外馬が互角以上でしたから,日本馬が「逃げて」いたんですよね…
それが日本馬の方が強くなり逆転現象となりましたが,そりゃあ使う側からしたら当然の事でしょう。ですからより大きな魅力をと言う事になりますが,賞金には限界がありますしかと言って日本(本州)の気候では洋芝は無理ですからね…
難しいですよね。 -
風の又サブローさんがいいね!と言っています。
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東京競馬場の怪人さんがいいね!と言っています。
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東京競馬場の怪人さん
ジャパンカップって不思議なレースですよね。
一時期は、有力日本馬が出なかったりして、〇外、せん馬、牝馬がばかりでていましたよね。王道は天皇賞から有馬記念だって。あとは香港国際競争の台頭でしょうね。昔は、ジャパンカップが賞金世界一で、香港はG2のオンパレードでしたが、今では、JCは普通のG1、香港はG1が4つですから。世界情勢も変わりました。
ジャパンカップの目標の強い馬を作るは、目標が達成された気がします。次の目標を考えないといけない時期なんでしょうね。 -
広瀬北斗さん
まつりさん,いいね!,有難うございました。
仰る通りです。ただ日本はパート国としての責務(生産地・調教地でのレース出走制限を行わない)は果たしていますから,今以上のバラマキは不要です。とは言え,可能な範囲で海外馬が遠征したくなる環境作りは当然必要かと思います。下手な話,検疫を強化すれば海外馬は来なくなりますから,それはパート1国の責務を果たしているとは言えませんから。
一方で馬場の改修は高低差をつける事は可能でも,芝種を変更する事はしばらくの間は無理でしょう。もしそれを望むのであるのならば,東京優駿を3月位に終わらせる必要があります。日本の高温多湿に洋芝は耐えられませんから。 -
まつりさん
今年は仕方ないとして 来年も同じならもうアウトですよね(−_−;)
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まつりさんがいいね!と言っています。