ドバイワールドカップデー中止に対する反応

「何か」の決定に対して、特にその「何か」の重要度が高まる程、その決定に対しての反応が多くなりますが、賛意はともかく反意には玉石混交が甚だしい事が多くです。中には単なる罵詈雑言さえも含まれます。勿論、極僅かにはその様な反応を受けても致し方の無い決定も有りますが、多くは関係者の苦渋の決断によるものです。その決断に至るまでの検討方法と採択した結果をつぶさに検証すれば、一刀両断に切り捨てる事など出来無いはずですし、また切り捨てるのみで今後に残る物は記録上の「中止」と言う二文字です。

結果論として開催中止をギリギリに行った主催者、遠征を強行した本人、遠征を強行させた関係者、これらに対してその結果に至るまでの経緯説明・判断基準の明示を求める事は今後の糧になりますが、単なる罵詈雑言はそれを発した者の愚行を見せられるだけで第三者にとっては不快なだけです。

勿論、当事者達にとっては各々の立場においてこぼしたくなる心情は十分理解できますし、ですから「ひとこと日記」と言うタイトルのここに吐露される事は問題無いと考えます。ただし「日記」と言えど当事者以外の目に入るのが前提の場でもありますから、書き方に一考が必要なのも当然です。

それよりも論外なのがニュース等へのコメントもそうですが、ニュースそのものも掲載に値しない物が散見されます。netkeibaそのものにどの様なレベルの編集者がいるかは知る由もありませんが、もしその様立場の方がいなければ益々書き手の技量・自制心を問いたいです。