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2020/03/30 07:50
高松宮記念雑感
まずは最初に触れざるを得ない件としてクリノガウディーに対する降着処分ですが、これは所詮幾千幾満語っても裁決の気紛れが変わる事等無いので最低限に留めます。現行規則下において多くのファンが納得できる採決等不可能ですから勝ち馬投票券は入線順で確定してしまい、採決部の独りよがりである着順は年単位でそれこそ馬主側の訴訟まで覚悟の上で確定すれば良いと思います。余りにも「その事象が無ければ…」の振れ幅が大き過ぎて論評にも値しません。
さてレースは34.2-34.5と前後半の分割としてはほぼ平均ペース。ただ馬場を考えると楽なペースとは言え無いでしょう。それを証左するが如く、勝ち馬モズスーパーフレアが今まで勝利したレースの前後半差は最大2.5秒で最小は新馬戦の0.5秒と言うよりも1秒差が無かったのは新馬戦以外にセプテンバーSの0.6秒差のみです。正しくギリギリの逃げ込みを図ったところ本来ならばクリノガウディーとダイアトニックに差されて3着、と言う見立てが無難かもしれません。ただし主催者側の施行規則に則っての勝利に何ら間違いは無いので、松若風馬騎手のG1勝利も真っ当なものである事は確かです。
一番割を食ったのはダイアトニックかもしれません。ただしクリノガウディーの斜行の煽りを受けたのは確かですが、クリノガウディーが真っ直ぐ走っていたら差せ無かったかもしれませんし、立て直したクリノガウディーは再度速度を上げた様にも見えますので、結果は「神のみぞ知る」と言う事でしょう。それと神様並みのJRA裁決もお見通しの様ですが(笑)…
ただどこでどうして北村友一騎手の進路にクレームが付けられるのかが分かりません。こんな連中がいるからJRAにファンは見下されるのかもしれません…
一方で激励の言葉を多くかけられているクリノガウディー騎乗の和田騎手ですが、映像を見れば彼が立て直そうとしている事は明らかです。彼は処分を受けた後にまた正々堂々と騎乗すれば良いだけの話です。その最大原因であるクリノガウディー自身ですが、調教再審査の対象となるかと思いますが、「角を矯めて牛を殺す」とならないで貰いたいものです。
続く…