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2020/07/03 05:38
宝塚記念雑感
前後半の1000mずつが60.0‐61.1(真ん中の1F12.4)となったこのレースを多くの媒体ではミドルペースとしていますが、個人的なペース判断としては前後半の差がレースのハロン数との関係で見ています。このレースは11Fですので前後半の差が1.1秒差があれば、ハイペースまたはスローペースと見ます。その丁度分岐点の数字と数頭が先行集団をなしていたので、個人的にはハイペースと見ます。
そんなペースですからラッキーライラックには厳しいレースとなりました。好スタートから先行集団に付けられたものの、逃げるかと思われたキセキが行かずに一度も逃げた事がないトーセンスーリアが先頭。その後も間をおかずにワグネリアン、ペルシアンナイトらのG1が続き、その後を稍かかり気味に追いかける展開となりましたが、やはりペースと道中に息を入れられなかったか4コーナーで見せ場を作ったまででした。かつてG1馬を勝ちまくっていた頃のデムーロ騎手であったならばどうなのか、少々考えざるを得ませんでした。
そんなペースであればサートゥルナーリアの10番手程度は、位置取りとして評価は悪くなかったと思います。何しろ人気簿のメイショウテンゲンは4コーナー14番手から上がり3番目の数字で5着に食い込みましたから。けれどもゴール前に全く伸びなかったのは鞍上の言うところの距離なのかどうか、という事でしょうか。そうすると有馬記念の2着の説明がつかなくなりますが…
モズベッロの好走はハイペースによるスタミナ戦となった恩恵と考えます。ただ馬場適正も当然含まれ、同じハイペースでもパンパンの良馬場で2分10秒台の価値時計であったらまた微妙でしょう。
そしてキセキの好走は鞍上の手腕によるところ、と書けば某氏からの受けは良いかと思いますが、ペースと馬場の恩恵も幾ばくかは含まれていたと記したいと思います(笑)…
さて、後続馬を千切ってしまったクロノジェネシスですが、この差をそのまま鵜呑みにできない事は他の方も語っているところで、とは言え十分勝ち馬として称賛されるべき能力がある事も明白かと思います。それよりも3歳時は善戦止まりであるものの古馬になり開眼するパターンがリスグラシューに続いて牝馬でもあるとなると、これからの古馬戦線は益々充実して楽しいものになる事が今レースでの一番の収穫でした(笑)。
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広瀬北斗さん
エリーさん、いいね!、有難うございました。
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広瀬北斗さん
東京競馬場の怪人さん、いいね!、有難うございました。
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広瀬北斗さん
モンドさん、私のはレース後の雑感ですから予想に役立つ事は無いかもしれませんが、よろしくお願いします(笑)。
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エリーさんがいいね!と言っています。
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東京競馬場の怪人さんがいいね!と言っています。
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モンドさん
こんにちは(^^)その昔、「逃げ馬から買えば当たるよ!最初から一着だから。」はい。信じました^^;似非師匠(^^)それから展開予想軸にしました^^;素晴らしい見解参考にさせていただきたいので、たまに覗かせてください。宜しくお願いします(^^)
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広瀬北斗さん
あずきさん、いいね!、有難うございます。
それ馬主「あずき」でないと、直ぐにルメール騎手とかに乗り換えられてしまいますよ(笑)! -
広瀬北斗さん
モンドさん、お初のところ、いいね!、有難うございます。
ペース判断は難しいですよね… 私はもう最後に迷った時位しか考えないようにしました(苦笑)…
海外のセックスアローワンスは1.5kgの方が多そうです。もしかすると日本もそうなるかもしれませんね。ただ馬産地としてはやはり牝馬の方が価格は安い為、今の様な状況が続き価格に反映される時を待ち望んでいるのではと思います。 -
広瀬北斗さん
バンバ・ラルさん、いいね!、有難うございました。
そうなんですよね。あのレベルのメンバーが1000m1分かけて上りが36.3と言う数字も、馬場とペースによるものかと思います。まあ入りの3F34.6と言うのもかなり効いているのでしょうね(苦笑)… -
広瀬北斗さん
Blue★Bikeさん、そう本当に強ければ「良馬場限定」とか「重の鬼」と言う様なキャッチフレーズは付きませんからね!