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2020/11/01 10:03
菊花賞雑感
ほとんど取って付けたようなネタですが(苦笑)…
前後半63.4‐62.1、前中後半と3分割しますと62.2‐62.6‐60.7と若干遅めとも取られそうですが、3着サトノフラッグの走破時計は3分6秒1。コントレイルとの時計差は0秒6ですからこの差を後半に加えると63.4‐62.7で前後半差が0秒7しかありません。これはレースとしてはほぼ平均ペースで、抜けた2頭が強かったと言って良いのでしょう。勝ち時計そのものも高速化の進んだ最近10年では特筆すべき数字ではありませんが、1つ前のレースが3勝クラスにもかかわらず1200m1分9秒7と明確に遅い時計です。これを考慮すると3着以下の各馬も過小評価しない方が良いかもしれません。
そう言う前提下ですからコントレイルの三冠も、過去の2頭を凌駕するとは言い難いのですが見劣る事も無いかと思います。ただし時計がかかり易い京都とは言え、アリストテレスにあそこまで食い下がられるとロンシャンの2400mは厳しく感じます。過去の凱旋門賞好走馬はエルコンドルパサー以外は春の天皇賞勝利、または阪神の重馬場であった宝塚記念を勝ってます。来年、どちらにも当てはまらないずに渡仏した際には、過度の期待を抱く事を控えておこうかと思います。
一方で三冠馬に薄氷を踏ませたアリストテレスですが、今後の成長具合からするとこの距離ではこちらが上回る可能性があるかもしれません。それは来春の天皇賞の結果を見てからの楽しみ、という事でしょうか(笑)…