本年度決算

購入金額696,000円、払戻金額884,000となり、回収率127%、188,000円の黒字にはなってくれましたが、よくよく細かい数字を精査すれば多くはハンデ戦での高配当のおかげで、別定・定量戦の高額購入レースはスワンSのほぼ一発で回収したのみ。単勝の的中率は2割と全く話にならないものでした。

日本の競走馬が海外との比較で互角となって来るのと合わせて、着差もドンドンつかなくなって来ています。世代限定戦を除いた別定・定量戦は43レースありましたが、そのうち勝ち馬から0.2秒差以内の馬は全部で65頭いました。しかも私が競馬をやり始めた昭和の末期は「1kg=1馬身=0.2秒」と言う「格言(基準)」でしたが、芝競馬の高速化により「1 1/2馬身」位まで入るようになりました。元々、競走馬間のレベル差が縮まり接戦が増えたうえに、個人的にレーティングの基本値にしていた着差秒の距離が広まったとなると、その間に入る頭数が増える訳でそうなると自ずと的中率が下がるのも納得です。ここでレーティングの基本値をより小さい数字にすればという考えもありますが、所詮セパレートコースではなくスタート直後の位置取りも少なからず影響を与えるレース形式では、単純に不確かさを大きくするだけでしょう。

と、言う訳で来年は前記条件下での馬券の買い方を変更します。果たしてこの効果はどう出るか、来年末に思い知らされます(笑)…