スプリンターズSにおけるサクラバクシンオー産駒への雑感

やっと書く気になったので…贔屓の引き倒しにならない様に気をつけながら下位順で。

ダッシャーゴーゴー…熨斗を付けてまでハナヘ。厩舎コメントでもあったので予定通りだろうがこれは何を意味するのか。覚醒を促すための荒治療?同厩他馬への援護射撃?はたまた馬主に対して同馬への引退勧告?結果，最下位であったがこれは全く問題ではない。昨年も先行してしまい惨敗を喫している。重要なのはハナを切らせた理由である。前者であれば救いはあるのだが…

アフォード…想像以上の鉄砲巧者。場合によってはG3なら勝てるかもしれない。

ベルカント…何とか格好を付けてくれてまずは一安心。父も3歳時にはスプリンターズSで古馬の後塵を拝した。ただ京成杯で父は3着に来たがこちらは1200mG3ハンデ戦で着外。まだまだ差は大きいが少しでも伸びて貰いたい。

グランプリボス…まずはレース全体の俯瞰から。33.7-35.1という数字から，また1，2着馬も中段より後方から，ハイペースであるのは間違いがない。ただし3?5着は3番手グループの流れ込みであるからダッシャーゴーゴーの自爆的逃げに巻き込まれたのはハクサンムーンだけであろう(当馬もペースよりも馬場状態である可能性がある)。よってほぼ全馬実力は出し切れた結果だと見る。そこでの4着。そしてほぼ同位置にいたレッドオーヴァルに差された事を見ると，スプリント適性は甚だ低いとしか言わざるを得ない。もし適性が少しでもあればあの安田記念のパフォーマンスから負ける事は想像し難い。ハイペースではあったが，極悪馬場のマイルで勝ち負けできる持久力があるのだから，粘り切れてもおかしくは無いはずだ。また前半見せた引っ掛かったそぶりが，次走マイルCS直行と言うだけに不安点として残った。ただ私にできる事は黙って買うのみか…