広島雑感(その5)

一応これで一区切りのつもりです。

http://tabelog.com/hiroshima/A3401/A340102/34019090/

加賀屋というお好み焼き屋のこちらは，WINS広島へ行かれている方なら直ぐ分ります。WINS広島の表通り側でなくセンイシティと書かれたアーチの架かる裏通りにあります。

この7月から断続的に行っていた時の定宿は東横イン平和大通でしたが，昨年秋から今年春先までは東横イン大橋南でした。その初日に伺いました。ただしいきなり入ったというわけではありません。カウンター(約8人)，テーブル4卓，共にほぼ満席で他を探しに行きました。駅前の方に行き生牡蠣のチラシが貼っている店があったので入店しましたが，なんとその日は生牡蠣が無いとの事。何だかなあ，と思いつつ2品ほどつまんで出てしまいました。当然まだまだ行けるので再度加賀屋に行ったところ，今度は入店できました。ところが「お好み焼き食べる?」，「頂きます」，「ごめん。そばが切れたからうどんでもいい?」と言う会話がスタートです(笑)。聞いたら「あんなに客が来たのは初めて」との事でした(当時，こちらは開店してから半年も経っていなかったと思います)。

まあ，こんな好スタートと言えるか微妙な感じで始まりましたが，女将さん(かなりの熟女(苦笑))の着飾らなさと，定宿から近い事と，そしてプレミアムモルツジョッキ一杯380円に惹かれ，「まずは一杯そして一枚」で肝臓と胃を落ち着かせてから二軒目に向かう出発駅となりました。

今年7月からは客先との距離もあり定宿を平和大通りに変更したため，毎日の出発駅には程遠かったですが，それでもわざわざ行ったりもしました。

そして昨年秋から広島断続出張最終日，昼からやっている世話になった店がこちら含め2店あったため，お礼参りで梯子して帰ろうと思い最初にこちらへ来ました。12時にはまだなっていませんでしたので，サラリーマン街ですから空いているだろうと思い入ったら，カウンター半分，テーブル3卓埋まっていました。そして入っていきなり「急いでいる?」，「いいえ，あとは新幹線で適当な時間で帰るだけです」，「じゃ，ビール自分で注いで呑んでいて」とのご宣託(笑)。はい。これで梯子計画は中止です。

その後もひっきりなしに出入りがあり(とは言っても広島焼きの工程は多いため，客への提供時間がかかり実質1回転位)，私がお好み焼きのオーダーを取られたのは入店後30分は優に過ぎ，3杯目を注いだ後でした。その後も客足は途絶えず，ついに13時前後で「もう体力無い」と言いながら，暖簾を片づけてしまいました。しかもそばのみならずうどんも，そしてキャベツも途中で注文・買い出しに行くと言う状況でした。因みに混雑の理由は，その日から2日間「安全衛生全国大会」と言う1万人規模の集会があったためでした。

そんな光景を肴にしながらゆっくり呑ませて貰い，そして「余分に解凍してしまったから」(こちらの牡蠣も冷凍なのですが1個ずつ瞬間冷凍させているそうです)と言う事で，牡蠣のホイル焼きをご馳走になりました。

14時30分位迄に都合6杯の勘定を済ませましたら「次はいつ来るの?」，「いや，もう予定はありません」，「じゃあ，いかつ分からないけどその時も来てね」，「宜しくお願いします」。

これで終わりです。長文，失礼しました。