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2016/11/21 08:44
マイルCSの結果に思うこと
ミッキーアイル、ネオリアリズムに、イスラボニータ、サトノアラジン、ダノンシャークにディサイファ…ゴール前は大混戦になる…と感じた人は少なくなかったのではないでしょうか。僕はその1人でした。
しかし、その期待は斜行によって多くの「あーあ」というため息に変わってしまいました。
もしミッキーアイルが最後までまっすぐ走っていたら、本当にいいレースだったと思います。
シゲルスダチやナリタトップロードのときみたいに、「騎手が落馬したら失格」みたいな雰囲気だとしたら、今回大事故にならずに済んだジョッキーの技量や、がんばって走った馬はなんも評価されない。それは被害側にとっては大変悔しいことです。
「これも競馬」という話で済む時代ではなくなってきている気がします。G1の結果はYahoo!のトップにニュースに上がりますし、普段競馬をよく見ない人も見る機会があるでしょう。「こんなのが許される(降着や失格にならない)のが競馬かよ」と感じてしまう人が少なからずいるんじゃないでしょうか。それだけ今はいろんな人に見られる時代です。
「被害を受けた馬が三着以内(重賞なら5着とか8着)に入線する可能性が高かった」場合、加害者への制裁を増やす、被害を受けた馬になんらかのプラスを与える、直線に向いた時点で先頭を走っている馬はまっすぐ走らせないとペナルティーなど、いろいろ策は考えられると思うんですよね。
JRAがそれでも「国際ルールに則って現行ルールは変えない」なら仕方ないですが、特にG1などで納得できない人がたくさん出る状況はなんとかしないといけないと思います。