グランビスキュイ、近況

本日、引退の発表がありました。
ゲート難で、何とか克服。第一戦はタイムオーバー。第二戦はタイムオーバーは0.1秒免れるも殿負け。そして第三戦はとうとう、ゲート入りを拒み、スタート遅延行為。目隠しをしてやっとゲート入りするも（目隠しされてもゲート入りを拒む徹底ぶり）、ゲート内で暴れて故障発生・除外。
この時点で「終わった・・・」と思いました。案の定、出走制限プラスゲート再試験を課され、「もう、絶対無理！」と。

なんとか、乗馬クラブに入れて貰えるそうです。本当に良かった。ゲートさえ無ければ良い子なんですよ。大人しいし。そう、ゲートさえね。競走馬には向かなかっただけです。
カタログとDVDの映像とクラブのコメントでは計り知れないし、育成でゲートを嫌いになったりするでしょうし、もともと嫌いかもしれないし。こう言う個性の馬もいるって事ですよ。

グランビスキュイの馬生はこれらかの方が長いのです。ゲートの無い生活になって良かったです。競走馬と違う仕事で頑張ってください（人間のエゴかもしれませんが、少しでもこの世を長く生きて行くには仕方の無いことです）。

名付け親として、レース時に、アナウンサーや解説者が言い辛そうに「グランビスキュイ」って言っているのが嬉しかったなあ。ちょっとねじれた性格かも知れませんがｗ。本当は、もっと言い辛そうに言っている競走馬・「グランビスキュイ」をもっと聞きたかった。
そして、アナウンサー達が、普通に「グランビスキュイ」って言えてるレース映像が見てみたかった。

どうもありがとうございました。