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2014/04/19 14:33
桜木悟史の皐月賞予想
まずデータによる間引きをしておきたい。
以下の条件に当てはまる馬は皐月賞では好走実績がないので除外する。
1:「12月以降、重賞3着以内、もしくはOP2000m戦で2着以内がない」
2:「1600m未満、またはダートでの勝ち星がある」
このことから、以下の馬は除外対象とする。
×:クリノカンパニー、スズカデヴィアス、タガノグランパ、コウエイワンマン、アジアエクスプレス
次に過去の皐月賞を分析。
ここ5年のうち、2011年の東京開催分を除いた4年分について、種牡馬とBMSの属性。
2009年
1着:アンライバルド [SP,En]×[外]
2着:トライアンフマーチ [En,sP/P]×[外]
3着:セイウンワンダー [SP]×[SP,Ex]
2010年
1着:ヴィクトワールピサ [SP,En]×[外]
2着:ヒルノダムール [En,ST]×[外]
3着:エイシンフラッシュ[外]×[外]
2012年
1着:ゴールドシップ [SP,Ex]×[ST,En]
2着:ワールドエース [SP,Ex]×[外])
3着:ディープブリランテ [SP,Ex]×[外]
2013年
1着:ロゴタイプ [En,SP]×[SP,Ex])
2着:エピファネイア [Ex,SP]×[SP,Ex]
3着:コディーノ [Ex,SP]×[SP,Ex]
注目して欲しいのは「2012年と2013年の間には大きな傾向の差が見られる」という点。2012年までは、BMSにスタミナ豊富な外国産馬が多く入っている。しかし、昨年2013年にはサンデー系の王道である「爆発力のある芝馬」を示す[SP,Ex]がBMSを独占している。つまり、2012年まではスタミナも要求された皐月賞であったが、2013年にはスピードでも押し切れるレースに変容したことが伺える。
タイムにも注目してみると、例年の皐月賞のタイムは2,00前後である。もちろん馬場や天候の差もあるのだが、それでも昨年の1,58.0というタイムはかなり速い。もちろん優勝したロゴタイプの能力のおかげでもあるのだが、「2013年から皐月賞はスピードレースになった」という見方をしている。
果たして、今年もそういう傾向になるだろうか?
先週の競馬で言うと、日曜のデイジー賞の優勝タイムは1,49.0。これもなかなか速い。つまり、今年も高速決着になる可能性が高いと言えるわけである。
では、具体的にどんな馬を狙えばいいのか。
血統理論から言うと、高速決着を予測する場合[SP]が強化されている馬を狙う。
特に注目すべきは、昨年の上位馬と同じで「非サンデー系の種牡馬の産駒」で「BMSが昨年と同じ[Ex,SP]となっている馬」だろう。
1:ワンアンドオンリー [Ex,ST]×[En,SP]
2:イスラボニータ [SP,Ex]×[外]
3:クラリティシチー [Ex,SP]×[Ex,SP]
5:アデイインザライフ [SP,Ex]×[SP]
6:アドマイヤデウス [P,En]×[Ex,SP]
7:トーセンスターダム [SP,Ex]×[外]
8:ステファノス [SP,Ex]×[P,SP]
10:ベルキャニオン [SP,Ex]×[外]
11:ロサギガンティア [SP,Ex]×[外]
13:キングズオブザサン [En,ST]×[Ex,SP]
14:バウンスシャッセ [SP,En]×[外]
17:トゥザワールド [Ex,SP]×[EX,SP]
18:ウインフルブルーム [En,SP]×[SP]
よって、桜木式血統理論による推奨馬は「4」「6」「13」「17」の4頭とする。