324件のひとこと日記があります。
2014/06/01 00:04
競馬好きの謎の老人・桜木と、ある青年の物語―――
桜木「今回のダービーはある年のダービーに似ているんじゃ…」
青年「どの年ですか?」
桜木「それは7年前のダービー、そう女傑ウオッカが勝った、あのダービーじゃよ!」
青年「あぁ。牝馬参戦ってことですね。安直ですね(笑)」
桜木「うるさい!!」
青年「でも、理由はそれだけですか?」
桜木「いやいや、それが違うんじゃ。まず注目して欲しいのは1番人気じゃ」
青年「金曜時点で皐月賞4着のワンアンドオンリーが1番人気ですね」
桜木「ウオッカの年の1番人気を覚えておるかね?」
青年「えーっと、、、あぁ、死神指名を受けたフサイチホウオーですね(笑)」
桜木「その通り。まぁ東原亜希のデス予想のことは置いといて、フサイチホウオーは皐月賞で3着じゃった。それなのにダービーでは1番人気に支持されたんじゃ」
青年「確か皐月賞の末脚が素晴らしかったから『府中なら』と人気になったんですよね」
桜木「そう。これで何か思わんかね?」
青年「あ…」
桜木「そう、今年のワンアンドオンリーとかなり状況が似ているのじゃよ!」
青年「だから、今回はワンアンドオンリーは危険だと?」
桜木「ワシはそう見ておる。少なくともヤツが2着以内に来たら、ワシの馬券は即終了じゃ」
青年「だから、今回は牝馬のレッドリヴェールが勝つと?」
桜木「正直、勝ちきるかはわからんが、上位争いはするじゃろ。レッドリヴェールとハープスターの関係は、ウオッカとダイワスカーレットに通ずるものを感じるんじゃ」
青年「なるほど。で、レッドリヴェールの相手は?」
桜木「ここでもう一度、ウオッカの年のダービーを振り返りたい。この時の2着・3着馬はアサクサキングスとアドマイヤオーラじゃ」
青年「アサクサキングスは3番人気に支持されたNHKマイルCの大敗から巻き返してきたんですよね」
桜木「この時のアサクサキングスは、きさらぎ賞を勝っていたにもかかわらず、近走の成績が嫌われて14番人気。ただ冷静に振り返ってみると、ホワイトマズル産駒には合わない中山で行われた皐月賞に、明らかに距離が合っていなかったNHKマイルCと、負けて仕方のないレースが続いていたわけじゃ」
青年「つまり?」
桜木「近走で負けていても、その理由が明らかな馬を狙いたい…」
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