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2014/09/05 02:25
サイレンスギフトの2013(父:タニノギムレット)
こんにちは。
一口馬主ブロガーの桜木悟史です。
これまで長年、POGを運営してきた経験や、
独自の見解・データ分析から競走馬への出資に関する考え方を披露します。
<主な分析ファクター>
・種牡馬傾向、性別による傾向
・厩舎力、厩舎傾向
・DVDでの動き(怪我のリスク)
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サイレンスギフトの2013(父タニノギムレット)
父:タニノギムレット
母:サイレンスギフト
募集価格:1,000万円
予定預託先:武井亮厩舎
一口あたりの値段でいえば、今年の募集で最低ラインとなるのがこの1,000万円の馬。
今年のフェニックス賞を勝ったレオパルディナも1,000万円の馬でしたので、こういう値段帯から掘り出し馬を見つけるのも一口の醍醐味のひとつと言えそうです。
では、この馬はどうでしょうか。結論から言うと、こういう馬に手を出してはいけません。
安い馬には大きく分けて2つの理由があります。
1:血統は魅力だが何らかの問題がある
2:血統がマイナーなので安く売っている
そして、この馬の場合は前者に相当します。確かにタニノギムレット産駒の成績が下降線を辿っているとはいえ、母父にサンデーサイレンスを持っていてこの値段はおかしい値付けです。ですから、問題点があると疑いながら、検討を進めないといけないわけです。
私自身はそこまで相馬眼があるわけではありませんが、この馬の場合は飛節が伸びすぎていて、前へ推進力が伝わっていないように思われます。つまり、後ろ脚で蹴った力が後ろや上方へ逃げてしまっているということです。
こういうケースは成長次第でどうにかなる感じではないので、個人的にはかなり厳しい1頭だと判断します。
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