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2014/09/07 19:14
ファーストチェアの2013(父:メイショウサムソン)
こんにちは。
一口馬主ブロガーの桜木悟史です。
これまで長年、POGを運営してきた経験や、
独自の見解・データ分析から競走馬への出資に関する考え方を披露します。
<主な分析ファクター>
・種牡馬傾向、性別による傾向
・厩舎力、厩舎傾向
・DVDでの動き(怪我のリスク)
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ファーストチェアの2013(父メイショウサムソン)
父:メイショウサムソン
母:ファーストチェア
募集価格:1,400万円
予定預託先:上原博之厩舎
メイショウサムソン産駒はなかなかその活躍パターンを捉えるのが難しいのですが、ひとつの成功パターンは母父エルコンドルパサー持ちとの交配。
メイショウサムソンとエルコンドルパサーというと凄く重厚なイメージがありますが、おそらくエルコンドルパサーに含まれるミスプロの血がメイショウサムソンのスピード面を補強していると考えられます。
そして、次に期待されるのがSS系との交配です。SS系が持つ瞬発力でキレ味をアップさせるという交配です。
この交配の場合はSSの影響を濃く与えるべきであり、できれば母父がサンデーサイレンスであることが理想的だと言えます。
この仔の場合、母父はジャングルポケット。かなり重厚なほうに偏っている印象を受けます。母母父にサンデーサイレンスが入っていますが、その影響は弱いでしょう。
父メイショウサムソン×母父ジャングルポケットという組み合わせだと、現役馬にオペラハットという馬がいるのですが、芝の中距離戦ではまったく結果が出ず、3歳の夏前にダート2100mで勝ち上がり。その勝ち方も後方からの追い込みでしたから、スピード不足は覚悟しておくべきでしょう。
それでも馬体的には踏み込みの感じはいいですし、中長距離適性の高そうな体つきをしていることは事実です。
適レースの条件はかなり絞られそうですが、なんとか期間中に勝ち上がりをしてくれれば、中長距離路線で息の長い活躍をしてくれるかもしれません。
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