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2020/02/09 15:21

馬体の見方

最後の直線でトップスピードを長く維持するためには、優れた心肺機能が必要です。
そのためには長い肩甲骨と上腕骨が必要になります。馬の心臓は胴体の前半分下側にあります。心臓と肺を入れる容器が大きければそれに見合った臓器が入ります。

前肢の橈骨(とうこつ)につく筋肉は太い方が好ましいです。それほど気にしなくてもいいですが。

一番大事なのはスピード能力です。どんなに心肺機能が優れていてもトップスピードが遅ければ意味がないですから。

ということで、馬のスピードの源泉となるのは中殿筋と大腿二頭筋、大腿四頭筋(外側広筋)と大腿筋膜張筋がメインになります。

中殿筋は腰のあたりから寛骨(骨盤)の上部から尻尾側の股関節辺りまである大きな筋肉です。ここは、蹄が空中にあるところ辺りから地面を蹴る少しの間まで使われます。

そのあとは大腿二頭筋が地面を強く蹴りだして、その力がじん帯や腱を収縮させて推進力へと変えます。

大腿四頭筋は中殿筋と似ていて蹄が空中にある間、地面に近づいた辺りから地面を蹴りだす最後の方までを担当しています。

大腿筋膜張筋は地面についてから蹴りだしたあとの蹄が空中にある最初の方までを担当しています。


筋肉の場所は各自で探してください。文字で説明するのは困難なので。

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