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2015/04/20 09:45
「キングカメハメハ礼賛」上半期を振り返
「キングカメハメハ礼賛」
上半期を振り返る山野先生のフリーハンデはこのタイトルで始まるかもしれない。
暮れのディープインパクト旋風によって、同産駒によるクラシック総なめが予想されたものの、見事なカムバック。ノーザンテースト、サンデーサイレンスに次ぐ、距離不問、芝・ダート不問、2歳戦よし、成長力有り、牡馬で良し、牝馬で良しの万能血統と言えるだろう。いよいよ残すはダービーサイヤーの称号だけだろう。
そして、ダイナカール以降、いくつものG1を勝ってきたこの牝系にして、初の牡馬クラシックタイトルである。日本が育てた牝系として、是非、海外で走り、海外で繁殖活動をしてほしい馬だ。この馬を種付けできる社台の牝馬はそういないだろう。
リアルスティールも3着以下はちぎっており、ダイナコスモス、フレッシュボイス、そして、ジェニュイン、タヤスツヨシで決まった皐月賞にならんで「ダービーものこの2頭で決まり」と思わせるに十分な内容(前者は両馬ともダービーで連対できなかったが)。
ちぎられた3着とはいえ、キタサンブラックも立派な馬で、ブラックタイドにとっては、昨年ダービーに続く銅メダル。ネオユニヴァース、スペシャルウィークなどの産駒でも、最近ではなかなか獲得できない銅メダルを複数回獲得できるということは称賛されてよい。
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スダピンボールさん
Vaguely Noble2007さん
御意です。
キングカメハメハは、ルーラーシップ、ドゥラメンテ、ローズキングダム、ラブリーデイなど、ザ・社台牝系、って感じの牝馬専用って感じです。
その中には、ラブリーデイなどのように、ローカル色の強い馬もいれば、早熟色、ダート色の強い馬もいるという感じです。
最近は短命なリーディング級種牡馬が多いので、キングカメハメハには、是非長生きしてほしいですね。 -
栗原のぞみさんがいいね!と言っています。
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藤正愛さんがいいね!と言っています。
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キングカメハメハとディープの環境の違いは、その血統背景の違い(SS系かそうでないか)により、
・輸入繁殖中心⇒ディープ
・日本で競走実績を上げた(ないし繁殖実績を上げた)繁殖中心⇒キンカメ
・・・ですが、輸入牝馬は当たり外れ(もちろん当たれば大ホームランも有り得ますが)があるのに対し、国内で実績を上げた牝馬は確実性が極めて高いと言えます。
キンカメがオールマイティな種牡馬なのは、そのあたりに関係があるのかもしれません。
しかし、本格派の後継馬(ドゥラメンテ)を出した事により、キンカメの地位(国内名牝のトップ・プライオリティのお相手としての)も益々盤石となりましたね。
キンカメXジェンティルドンナの仔も実に楽しみです♪