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2016/09/09 08:09

「巨泉の競馬界を斬るpartt2」を読み

「巨泉の競馬界を斬るpartt2」を読み返す。
p14「単なるギャンブル好きはどうでもいいのだ。こういう人たちは競輪でもオートレースでもいいし、宝くじでもパチンコでもいい。しかし本当の競馬の面白さにひかれた人たちを、競馬を作っている関係者もっと大切にしなければいけないのだ」
p23「馬主という存在が、利潤のみを追求する企業と化したとき、競馬は極めて危険な状態に置かれる」
p227「北海道の生産地で先ごろ聞いた話だが、小さな牧場や奥地にまで足まめに通って馬を探す調教師の姿は減る一方だそうだ」
p257「われわれ競馬の予想をするものが、自分の本命馬の敗因を騎手の騎乗ミスに負わせてしまうことはあまりほめられたことではない。何故なら予想行為の時点において、すでに騎手の技量というものは十分考慮のうちに入っているはずだからである」
この4か所は競馬にかかわるすべての人に読ませたい至言だ。騎手のだれがミスをしたとかという書き込みが、残念ながら少なくないが、岡部や柴田政人が乗っていない重賞があり、外国人騎手もおらず、同じ重賞が東西にあった昔に比べれば、騎手が原因で負ける競馬は激減しているはず。それなのに、騎乗ミスを非難するファンは、自分の「騎手の見る目のなさ」を世間に公言していることと同じである。

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