ガーサント産駒がダービーで通用しなかった

ガーサント産駒がダービーで通用しなかったことを受けた吉田善哉は
「（新しい種牡馬を、手もとに買い求めなくてはならん）
善哉は絶えず考えていた。思い惑っていた。
（博労で生計を立てるためには、馬を欲しがる買い手を眩惑し、理にかなう騙し方で売れる仔馬を量産しなくてはならん。よく走る遺伝子を、その陰嚢の奥から、わが牧場と、生産地に買われる肌馬のことごとくに、機銃掃射のようにぶっ放してくれる種牡馬をわが手もとに早く置かねばならん）」
『吉田善哉　倖せなる巨人』（木村幸治）より引用。
見事に今の社台グループはそれを体現していると思えるけど…。