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2012/03/16 08:52
競馬歴20年をやっと超えたところだけど、
競馬歴20年をやっと超えたところだけど、志摩直人さんの本を初めて購入。
『競馬』駸々堂(懐かしい)ユニコンカラー双書004を、古本市で200円で購入。
読み始めたばかりだが、いきなり胸打つ。
「(略。こういった詩を略しちゃダメなんだろうけど)
心貧しきものは去るべきです。競馬場は心豊かなものの遊びの場であって欲しいのです。そして、心淋しきものの憩いの場であって欲しいのです。もしあなたが恋人に去られたなら、もし肉親を失って遣る瀬なさに途方にくれるなら、府中へ行くがよい、淀へ行くがよい。そして、素晴らしい形をした馬たちと話すのがよいと思います。
嬉しい時にもやってくる
悲しい時にもやってくる
夢とロマンがいとしくて
またやってきた競馬場
ロンシャンやエプソムの紳士や貴婦人のようにではなくとも、せめて、子供のように澄んだ心と、清潔なものを身に着けて、お互いに肩を抱き合って、ハイセイコーの哀れさを、カブラヤオーの素晴らしさを、そして、サチカゼ、キーストン、ハマノパレード、ナスノコトブキ、タカイホーマ、キシュウローレル、さらにブルスイショーの悲しさを語り合ってみたいものではありませんか。」
サチカゼなんか、知らなかった。