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2014/08/25 09:18
王将、飛車角抜きの秋
マルゼンスキーに間に合わなかった競馬ファンは、ようやく、マルゼンスキー抜きのクラシック戦線(=敗者復活戦)が、いかにつまらなかったか、ということを身をもって体験することになりそうだ。
ハープスター、ゴールドシップ、ジャスタウェイを欠いた秋のG1戦線。
どの馬が勝っても、G1を勝っても「あの3馬身前にハープスターが居る」と思わなければならない。
最近、日本人選手至上主義をかたくななまでに貫徹してきたNHKのMLB中継も、日本人選手に関係のないアスレチックス対エンジェルスという首位攻防を中継していた(ご同慶の至りだが)。
今年はハープスター、ゴールドシップ、ジャスタウェイという3強が凱旋門賞に出るからいいが、「本場」「本物」を知ってしまえば、ファンは「偽物」を見抜く力量が自然とついてくる。
競馬を「1円でも多く国に金を納めさせる装置」という程度の認識のJRA側に立つと、はなはだ危険な兆候に思える。