2012天皇賞春雑感

気になった馬をピックアップして。
一頭目が勝ち馬じゃないんですが、理由あってなんでご了承を。




15着・ケイアイドウソジン
この馬が出れば逃げ馬にとって楽なレース展開になる。
この馬が勝ったレースがフロック視されているが、次のレースでも逃げたネコパンチが勝っており、この馬は離れた集団の先頭2番手にいたんで、もしかしたらそういうレースを作る馬なのかなぁと。
そこまでの読みは合ってました。
あとは、この馬が逃げるか、ゴールデンハインドが逃げるかだと思ったんですが・・・
この馬自身に関しては、彼の掲示板にも書いた通り「逃げ馬じゃない」んでしょう。
集団の先頭にいて、ペースを崩すのは上手いんだと思います。このあたりはトレイルブレイザーに似た感じ。
ただ、トレイルブレイザーが「相手のペースを崩したところを自分の勝ちに持っていく」のに対し、この馬は「相手のペースを崩すこと」しかできない感じ。
ダイヤモンドSは本っっっっ当にハマりにハマった稀有な例。ちょっとでも狂うと「はいそれまでよ」なんでしょう。
逃げ残り目的で抑えてはいたんですが、ちょっとこの馬の評価を見誤りましたね。


1着・ビートブラック
完っ全に菊花賞で終わった馬だと思ったんですけどねぇ。京都大賞典とか2着とかに来てますけど、あそこがピークで最後の一発がそれだと思ったんで。
正直、向こう正面で「ビートブラックだけ邪魔！」と思ってました。
結果として「邪魔！」と思った馬が優勝。
展開は読んだだけに、これは悔しい。本当に悔しい。
ただこの馬に非はなく、ハナから度外視してたのが馬券的に言えば完全な失態。
見直せば、前（2〜3番手）で競馬すれば掲示板をきっちり取ってるだけに、行く可能性があったんだなと。
あー悔しい。この馬に非はないが、見落とした自分が悔しい。

2着・トーセンジョーダン
3着・ウインバリアシオン
不安要素だと思ってごめんなさい。
あと、買った時に来てください（買うと来てくれない（泣））。
ジョーダンは長距離不安と、有馬がアカンかったこと。
バリアシオンは「オルフェ以外は前残りだろう」と踏んだ。
結果は全然違うくて、orz

4着・ジャガーメイル
馬券勝った馬では最先着。
3000m以上はまだ健在ですな。来年も出るんでしょうか？
このレースをもう1回ぐらい勝ってほしい気もする。

5着・ギュスターヴクライ
この馬も買ってました。
初GIだったのが影響としてはあったのかな？
直線でいつもほどの脚は発揮できず。
・・・まぁ、ここで経験積んで次に生かすような時期ですし、
今回に関してはそれほど悲観する必要はないんじゃないかと思います。

7着・ゴールデンハインド
ケイアイドウソジンが抑えてこの馬が気分よく・・・と思ったら、ビートブラックに絡まれて・・・。
ビートブラックの引き立て役になってしまったなぁ。
展開次第では、この馬にも勝ちの目はあった気がする。
自分の競馬をして、チャンスが来なかった。
ただ、レースを作った馬の一頭はこの馬。そこはしっかり評価したい。

9着・ナムラクレセント
飛ばしすぎたんじゃろうか？
これまで長距離では堅調だっただけに、残念。
G1になるともう1つ足りないのかなぁ。

11着・オルフェーブル
・・・どうしたんだろうか。
負けた要因は色々あるんだろうが、最後の直線の伸びなさが気になった。
上がり3ハロンは前にいたジャガーメイル・ウインバリアシオンの方が早く、
トーセンジョーダンと同じタイムである。
それもおそらくゴール手前で上がってきたんだろう。
直線入ってしばらくは、個人的な見た感じでは伸びはほとんど感じられなかった。
負けた要因は色々あるんで、次、もう1回見てからが最終結論だとは思うんですが、思いのほか心的には重症なのかもしれない。

11着・ヒルノダムール
15着・ローズキングダム
オルフェと同じ上がり3ハロン。
ローキンは終わった馬感があるなぁ（だから切ってたんですが）。
オルフェもそうなんだが、「前残りの馬場」というのはあったから、
もうちょっと前に行くべきだったのではないか。
特にヒルノに関しては、今年に入って後方から行く競馬が目立つが、
もうちょっと前に行かないのはなんでだ？
・・・行かないんじゃなく行けないのなら、ヒルノも終わってるんだがなぁ。
オルフェと同じぐらいにこの2頭も立て直しが必要だと思う。



以上。
ビートブラック、連戦連勝は難しいかもしれんが、京都の実績は優秀。
ただ、古馬GIは京都は春天とエリ女とマイルCSしかないからなぁ。
オルフェはいろんな意味で残念であり、不安。
出来れば池添で立て直してほしいが、次でダメなら変えるべきだろうなぁ。